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 2010年 アメリカ(THE SOCIAL NETWORK)
 伝記・歴史
  
 <監督>デヴィッド・フィンチャー
 <キャスト>ジェシー・アイゼンバーグ ,   アンドリュー・ガーフィールド ,   マックス・ミンゲラ ,  アーミー・ハマー,  ルーニー・マーラ,  ジャスティン・ティンバーレイク
 
 
 <ストーリー>
 2003年の秋。ハーバード大学の学生、マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学生寮のデータベースをハッキングして、女子学生たちの人気投票サイトを作って、女子から一斉にブーイングを受ける。その後、彼は、学内のソーシャル・ネットワークを立ち上げ、瞬く間に、会員数を増やしてゆくが・・・。
 
 <感想>
 前評判通り、ゴールデン・グローブの作品賞、監督賞など、4部門を獲得しました。
 
 私は、その後のTV紹介で、”すごい早口”とか、”専門用語がたくさん”とか聞いて、ちょっとビビリながら、やっと見に行きました。
 セリフが多いと言うことで、本当は、吹き替えで見たかったんだけど、字幕しかなかったので、とっても不安ーーー(^^;。
 
 確かに、冒頭の彼女とのデートでの会話。
 もう、この辺りで、「こりゃ大変だ」と思いました。
 早口だし、会話があちこちに飛んで、意味不明。
 しかも、クラブって?!みたいな・・・(^^;。
 
 でも、この部分で、早口に慣れたせいか、その後は、とてもスムーズに、たいへん面白く見ることが出来ました。
 ラストまでスクリーンに釘付けでした。
 
 何しろ、たった数年前の出来事で、実在の人物たちの話です。
 しかも、みんな天才!!
 そして、変人?!
 面白くないわけありませんね〜〜(^^)。
 
 特に、このマーク・ザッカーバーグの人物像が面白かったです。
 おそらく彼は、アスペルガー症候群なのではないでしょうか。
 天才だけど、人との付き合いがうまくできない・・・そんな気がします。(もちろんこれは、私の勝手な憶測で、彼の人格を傷つける意図はありません・・・念のため)
 
 途中までは、彼は、そんな人なんだと、ちょっと変人だけど、天才だから仕方がないわねと、
 いくらか肯定的に見てきましたが、ラストのエドゥアルド・サベリンに対する仕打ちは・・・。
 ちょっと愕然としてしまいました。
 
 マーク・ザッカーバーグ本人は、この映画を気に入っていないそうです。
 そりゃ、そうかもね〜。
 まだ20代で、こんな映画にされてしまう気持ちってどんなでしょう・・・(T_T)。
 いくら大金持ちになったとはいえ、お気の毒なような気もします。
 
 そんな彼を演じているのは、主演のジェシー・アイゼンバーグ。見事な早口で、お見事でした!(^^)。
 それと、驚くのは、彼に対して訴訟を起こす双子のキェメロン&タイラー兄弟を演じたアーミー・ハマー。
 一人二役だなんてびっくりです。
 声のトーンまで違いましたよね。
 
 映画は、言われていたように、専門用語も多かったですが、このHPをご覧になれるような方ならば、
 他に、SNSとか、CEOとかが分かれば、問題ないと思います。
 ただ、ネットを全くしない方には、ちんぷんかんぷんかもしれませんね・・・(^^;。
(2011,01,21)
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