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幸せのきずな      


2008年 アメリカ(FLASH OF GENIUS)
伝記

<監督>マーク・エイブラハム
<キャスト>グレッグ・キニア , ローレン・グレアム , ダーモット・マローニー , アラン・アルダ

<ストーリー>
1960年代のデトロイト。大学教授で発明家のボブ・カーンズ(グレッグ・キニア)は、ある雨の日、車のワイパーを、瞬きのように動かす、間欠ワイパーを思いつく。試作品を完成させ、フォードとの契約目前までこぎ着けるが、突然、フォードから、契約破棄の連絡を受ける・・・。

<感想>
実話を元にした、日本未公開の映画です。

自分の開発したワイパーを、大会社フォードに盗まれ、勝手に使用されたと、訴えた発明家の物語です。

発明とは、ちょっとしたアイディアとか、ひらめきとかによって生み出される物で、
どんなにすばらしい発明でも、その仕組みが分かってみれば、結構単純だったりするものかもしれません。
だからこそ、こんなトラブルが、あるのでしょうね〜。

それにしても、大企業であるフォードが、こんな姑息なことをするとは!

でも、訴える相手が大企業であれば、たいていの場合は、泣き寝入りしてしまうのでしょう。
それをこの主人公、ボブは、決してあきらめようとしませんでした。
自分の人生をなげうつ覚悟で、フォードと戦った彼。
すごい信念です。
でも、生活のことや、将来のことを考えると、彼の妻は、どんなに辛かったことでしょう・・・。
どうしても、私は、妻の気持ちに心が向かってしまいました。

フォードが彼に提示する示談金の値上がり方がすごくて、笑ってしまいました。
最初は、数千万だったのが、最後には・・・!(^^)。
それだけフォード側には、後ろ暗いことがあったって事なのでしょうね(^^)。
私なら、2番目ぐらいで、手を打っちゃったかも(^^)。(2010,10,30)



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