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ステップファーザー 殺人鬼の棲む家      


2009年 アメリカ (THE STEPFATHER)
ミステリー・スリラー

<監督>ネルソン・マコーミック
<キャスト>ディラン・ウォルシュ, セーラ・ウォード, アンバー・ハード

<ストーリー>
寄宿学校から帰宅したマイケル(ペン・バッジリー)は、母スーザン(セーラ・ウォード)の恋人、デヴィッド(ディラン・ウォルシュ)を紹介される。デヴィッドは、人当たりが良く、すっかり家に馴染んでいた。そんなある日、スーザンは、隣家の老婆から、デヴィッドが、凶悪殺人犯として指名手配されている男に似ていると告げられる・・・。

<感想>
1987年製作の「W/ダブル」のリメイク作だそうで、日本未公開の作品です。

いい人を演じて、夫のいない家に入り込み、その家族の一員となりながら、
結局は、殺人を犯すという、殺人鬼を描いた物語です。

冒頭からショッキングなシーンで始まります。
何事もなかったような顔をして身支度を調える男。
でも、家の中には、家族の死体が・・・。
再び、新しい棲み家を見つけた男は、いい人を完璧に演じながら、家族の中に入り込んでいくのでした。

彼は、どうして、こんな徒労な事を続けるのでしょうか。
いい人を演じ続けること自体、大変な努力が必要なはずなのに。

徐々に化けの皮がはがれていって、彼の狂気が、明らかになってゆくところが、スリリングです。

冒頭から何となく見た事あるな〜という感じがしていて、
おそらく、以前見て、そのまま感想をアップせずに放置していたのだと思われます。
結局、2度見したことになるのですが、細かい部分は、忘れてしまっていたし、面白く見ることができました。
キャストが、メジャーでないので、その辺りも、新鮮で、良かったです。

息子の恋人役を演じたアンバー・ハードが、美人で、プロポーション(細身)も抜群。
その上、水着姿を惜しげもなく披露してくれているので、男性必見かも(^^)。
内容的にも、想像以上に、面白い作品でした(^^)。(2012,03,20)



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