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シルバラード      


1985年 アメリカ アクション・ウェスタン

<監督>ローレンス・カスダン
<キャスト>ケヴィン・クライン , スコット・グレン , ケヴィン・コスナー , ダニー・グローヴァー , ジョン・クリーズ , ロザンナ・アークエット , ジェフ・ゴールドブラム , リチャード・ジェンキンス

<ストーリー>
5年の刑期を終えて、故郷、シルバラードに帰る途中のエメット(スコット・グレン)は、身ぐるみはがされ、砂漠に横たわる男、ペイドン(ケヴィン・クライン)を助ける。途中の町では、縛り首寸前だった弟のジェイク(ケヴィン・コスナー)を助け、また、差別を受けていたマル(ダニー・グローヴァー)とも、意気投合して、一緒の道中となる。しかし、辿り着いたシルバラードは、平和な町ではなくなっていた・・・。

<感想>
久々の本格西部劇でした。
しかもとても、内容豊富な、娯楽大作で、彼ら4人が行く先々には、トラブルが待ち受けていて、それらを、次々にクリアしながら、シルバラードへと向かって行くのです。

主要キャストが4人。
それぞれ、個性豊かな男たちばかりで、一人一人に、背景となる物語があり、
よく言えば、盛りだくさん、悪く言えば、詰め込みすぎでしょうか(^^)。

でも、映画は、内容がスカスカよりも、ぎっしり詰まっていた方が、お得感がありますよね〜。
撃ち合いあり、縛り首あり、ほろ馬車あり、保安官、酒場、馬・・・。西部劇に付きもののものは、全部揃っていて、とっても満足できました。

また、24年前の映画なので、今でも活躍しているキャストが、みんな若いです。
一番驚いたのが、ケヴィン・コスナー。
この時30歳の彼ですが、役柄は、落ち着きのない若造(^^)。
渋い他の3人の中で、とても楽しそうに演じているのが、印象的でした。

一方、4人の中でも中心的役割のケヴィン・クラインは、こんなに前の作品なのに、あまり今と変わってないような・・・?!
ちょっと、おとぼけ感を漂わせつつ、ラストは、彼にぴったりの役柄で、終わります。

冒頭の、スコット・グレンの、ガンさばきのかっこよさは、劇画チックでもありましたね〜〜(^^)。(2009,11,01)



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