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デイ・オブ・ザ・デッド      


2008年 アメリカ
ホラー・スリラー

<監督>スティーヴ・マイナー
<キャスト>ミーナ・スヴァーリ , ヴィング・レイムス , ニック・キャノン

<ストーリー>
アメリカ、コロラド州の田舎町で、突然、演習という名目で、道路が閉鎖され、町の外に出られなくなる。町にに実家のある兵士サラ(ミーナ・スヴァーリ)が、家に立ち寄ると、母親が高熱を出して寝込んでいたため、病院に連れて行くと、病院には、異常な光景がくり広げられていた・・・。

<感想>
ゾンビの巨匠、ジョージ・A・ロメロの「死霊のえじき」のリメイクだそうです。
ゾンビ映画大好き!とか言いながら、私は、いまだに「死霊のえじき」とか、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」あたりはまだ見ていない、ふつつか者です(^^;。

でも、この映画に関しては、オリジナルを見ていなかったから、かえって気軽に、がっかりすることもなく、楽しめたのかもしれません(^^)。

いままで、いろんなゾンビ映画を見てきましたが、
ゾンビ映画は、噛みつかれて、感染して・・・という基本があるので、実は、そうそう、変化のつけようのないジャンルなのです。
でも、その中で、少しでも変化をつけようとする、制作者側のけなげな努力そのものが、ひとつの見所となっているのではないでしょうか。

そもそも、ゾンビの基本は、脳なし・・・一度死んでいるので、脳の機能がない・・・ですが、
この発展系が、”走るゾンビ”だったり、”進化するゾンビ”だったりなのです。
そして、この映画のゾンビも、ひと味違ってました。

まず、噛まれなくても感染!
猛烈なスピード!
記憶の保存・・・みたいな感じ(^^)。

私は基本、”足の速いゾンビ”は、かわいげがなくて苦手で、この映画のゾンビは、私好みではありませんでしたが、
中には、ユニークなキャラのゾンビもいて、そのあたりは、面白かったです。

主演のミーナ・スヴァーリは、かわいくて、私はちょっと苦手な女優さんだったのですが、
この映画では、意外にも兵士役。
しかも、それが、小柄ながら、結構凛々しくて、意外と、よかったです。(2010,08,31)



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