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提報者 ES細胞捏造事件      


2014年 韓国 (THE WHISTLEBLOWER)
サスペンス   

<監督>イム・スルレ
<キャスト>パク・ヘイル , ユ・ヨンソク

<ストーリー>
韓国の著名な生物学者、イ博士(イ・ギョンヨン)は、世界で初めて人のES細胞の作製に成功し、臨床実験が始まろうとしていた。そんなある日、TV局のプロデューサー、ユン(パク・ヘイル)は、ある人物から、博士に関する内部告発の電話を受ける・・・。

<感想>
韓国であった、ES細胞捏造事件の映画化作品です。
あぁ、そう言えば、そんな事件があったなぁと、思い出しました。
韓国では、これでやっとノーベル賞が獲れる!と大騒ぎしていたところのこの捏造事件発覚だったので、一時騒然としたんですよね。
事件の詳しいことは知らなかったので、面白く見ることが出来ました。

どこまで忠実に事件を再現しているのか分かりませんが、映画では、TV局に、捏造の内部告発があったことになっています。
事件を追い、証拠を見つけるために奔走するTVクルーと、博士を応援する熱烈な韓国世論との戦いが、シビアに描かれています。
う〜ん、韓国らしい世論の熱さだ!(^_^;。
それにしても、実験が、実は成功していないのに、臨床試験を始めようとするのですから、恐ろしい話でした。

wikiで調べてみると、サイエンス誌に論文を発表するが、そこに掲載された写真が、使い回しの捏造だったということなので、思わず”STAP細胞はありま〜す!”を思い出してしまいました(^_^;。

ところで、邦題の”提報者”とは、内部告白者って意味なんでしょうかね?? (2016,04,13)



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