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遠くの空に消えた      


2007年 日本


<監督>行定勲
<キャスト> 神木隆之介, 大後寿々花, 小日向文世, 伊藤歩, 長塚圭史, 柏原崇, 石橋蓮司, 大竹しのぶ, 三浦友和, 中島ひろ子, チャン・チェン , でんでん

<ストーリー>
麦畑が広がる田舎町に、一人の転校生・楠木亮介(神木隆之介)がやってきた。彼の父親(三浦友和)は、地元民が反対する空港建設の責任者。亮介は、さっそく、クラスのガキ大将(ささの友間)とケンカをするが、その後、仲良しになり、UFOと交信する不思議な少女、ヒハル(大後寿々花)に出会う・・・。

<感想>
美しい麦畑の広がる映像に、賑やかで明るいBGM。
騒々しい人たちと、明るい少年たち、そして不思議な少女。
いったい何が始まるのだろうと、なにやらワクワクしながら見始めました。

大人たちが、空港建設反対で、盛り上がる中、
子どもたちは、子どもたちなりの世界で、
ケンカをしたり、仲良くなったり、知らない世界をのぞいたり・・・。

何しろ、賑やかな映画でした。
いろいろな人物が、いろいろな事をしていて、なんだかごちゃごちゃな感じ。
それはそれで、楽しいのだけれど、
うまく消化しきれなかったところもあって、ちょっと過剰だったような気もしました(^^;。

子どもたちの世界は、どんどんファンタジー色が強くなり、
ラストの夜の大作戦は、楽しそうだったけど、これまた、なんだかイマイチで・・・(^^;。

冒頭は期待したけど、尻すぼみでしたかねぇ。

天才子役の神木君は、小さいときのまま、美しく成長途中で、とても安心しました。
また、悪ガキ役を演じたささの友間君は、この役にぴったり!(^^)。
これからが楽しみです(^^)。(2011,08,21)



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