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トゥー・フォー・ザ・マネー      


2005年 アメリカ スポーツ・スリラー   

<監督>D・J・カルーソー
<キャスト>アル・パチーノ , マシュー・マコノヒー , レネ・ルッソ

<ストーリー>
フットボール選手として将来を嘱望されていたブランドン・ラング(マシュー・マコノヒー)は、膝の故障で夢が絶たれてしまう。それでもあきらめきれない彼は、プロテストを受けながら、電話でスポーツ賭博の予想をしていた。彼の予想は高確率で的中し、そんな彼に目をつけたニューヨークのスポーツ情報会社を経営するウォルター(アル・パチーノ)は、彼を自分の会社に引き抜くのだが・・・。

<感想>
実話に基づいた話です。
私は、全くギャンブルをしないですし、私の周りにもする人がいないので、こういう世界のことは知らないのですが、実際に、こういう世界に生きる人たちっているんでしょうね〜。
情報を提供することで、生活している人と、このような情報を元に、大金を賭け、生活を賭け、そして、自分の命まで賭ける人がいるなんて、信じられない思いです。
でも、1度でも、大穴を当ててしまうと、地道に働いて生活をするなんてこと、バカバカしくなってしまうのかもしれません。

情報会社の社長のウォルターを演じるアル・パチーノが、すごい存在感を示していました。海千山千で、人を騙すことなんて、日常茶飯。なかでも、賭博をやめようとする人たちの集会に行って、自分の会社の宣伝をする、こんな反社会的な行為でも、平気でやってしまう図太さには驚きました。でも、こういう人でないと、やっていけない世界なのでしょうねぇ。
そんな男をアルが、思いっきりそれらしく演じていました。

元フットボール選手で、天才的な予想をするブランドンは、すばらしい肉体美のマシュー・マコノヒーが演じています。あまり彼は私のタイプではないのですが、アルを相手に、そこそこ頑張ってました(^^)。

監督は「ディスタービア」のD・J・カルーソー。
アル・パチーノや、フットボールファンは、楽しめるかも。賭け事に興味のない私でしたが、まあまあ、普通に楽しめました。(2008,01,07)



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