シネマチェックトップページ50音別indexタ行index 


ティンカー・ベル      


2008年 アメリカ (TINKER BELL)
アニメ   

<監督>ブラッドリー・レイモンド
<キャスト> メイ・ホイットマン, ルーシー・リュー, アメリカ・フェレーラ, ジェーン・ホロックス, アンジェリカ・ヒューストン

<ストーリー>
ネバーランドにある妖精の谷に、新しい妖精の女の子・ティンカー・ベルが誕生した。彼女は、もの作りの才能を持っていたため、道具の製作や修理の仕事を任されることになった。しかし、ベルは、もの作り妖精が、メインランドに行けないことを知って、ショックを受ける・・・。

<感想>
このところ”妖精”というと、ハリー・ポッターに出てくるドビーのイメージが強かったのですが、
そうそう、妖精と言ったら、やっぱり、ティンカー・ベルですよね〜(^^)。

この映画は、ティンカー・ベルの誕生秘話?!が描かれています。
”ティンカー”は、そもそも”修繕屋”という意味。
みんなに必要な物をアイディア一杯に作り出します。
ピーター・パンでも、そういう役割を担っていたのかな。

怖い物知らずで、なんにでも、興味津々な生まれたての妖精、ティンカー・ベルが、自分勝手に物事を進めようとするため、妖精の谷は、大混乱に陥ってしまいます。

でも、ティンカー・ベルの気持ちも、ちょっと分かりますね。
お花に色を塗ったり、昆虫を生み出したりするのと違って、物作りは、少々地味かも。
そのうえ、メインランドに行かれないなんて、がっかりよね。
でも、自分の持って生まれた才能を生かすことの大切さや、どんな仕事でも、人の役に立っているということが、分かりやすく描かれていて、
子どもと一緒に、家族で見るのに、とてもいい映画だと思います。

ちょっと勝ち気なティンカー・ベルがとってもキュート。
そして、何より、描かれる世界そのものが、柔らかくて、暖かみがあふれていて、
見た瞬間に、おとぎの世界に引き込まれてしまいました。

シリーズ化されていて、第二弾「ティンカー・ベルと月の石」、第三弾「ティンカー・ベルと妖精の家」があるそうです。(2011,08,12)



シネマチェックトップへ