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トランス      


2013年 アメリカ・イギリス (TRANCE)
犯罪・ミステリー   

<監督>ダニー・ボイル
<キャスト>ジェームズ・マカヴォイ , ヴァンサン・カッセル , ロザリオ・ドーソン

<ストーリー>
フランク(ヴァンサン・カッセル)を首謀者とする窃盗犯によって、オークション会場から、名画が盗まれた。 競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)も、仲間なのだが、何故か、フランクの手には絵画が渡らず、そのまま、その絵は、行方不明になってしまう。焦ったフランクは、サイモンを拷問して、絵画の行方を知ろうとするが・・・。

<感想>
ダニー・ボイル監督のスタイリッシュなクライムサスペンスです。
やっぱりこういう、ひねりのある映画は、見ていてワクワクしますね〜(^▽^)。

計算し尽くされたセキュリティーも、内部に犯行の共犯者がいたりすれば、簡単に破られてしまう。
そして、犯人の手の中には貴重な名画が・・・・と思ったら、そうはいかないのが、この映画でした。

サイモンの記憶の奥深くが、明らかになっていくにつれ、現実と幻想とが入り交じり、いくつもの偶然が重なり合いながら、ストーリーは、進みます。
いったい、何がたくまれ、どこからどこまでが真実で、どれが嘘なのか。
トランスにより、知覚までもが、コントロールされてゆくサイモンが、哀れに思えるのですが・・・。

見終わってから思えば、映画の端々に、いくつもの伏線が、張られていたことが分かります。
もう一度見れば、さらに理解が深まりそう。

なんだかこういう映画を見ると、催眠療法にかかるのが、恐ろしくなってくる( ̄。 ̄;)。。。ま、今のところ、そういう必要は感じないですが・・・。

主要人物はメインの3人。それぞれが、とてもよかったです。
なかでも、やはり、マカヴォイがステキ。彼の青い目が、とっても綺麗でうっとりしました(^▽^)。
ヴァンサン・カッセルは、相変わらず色気があるし、キーとなる催眠療法士を演じたロザリオ・ドーソンも、すばらしかった。彼女のボリュームのあるヌードは、ちょっとした驚きでもありました(^▽^)。(2013,10,30)



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