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ベレジーナ      1999年 スイス・ドイツ・オーストリア コメディー   
<監督>ダニエル・シュミット 
<キャスト>ジェラルディン・チャップリン , エレナ・パノーヴァ  
<ストーリー>ロシアからやってきたイリーナ(エレナ・パノーヴァ)は、その美貌により、スイス権力者たちの寵愛を受けていた。彼女の夢は、ただ、ロシアに住む家族をスイスに呼び寄せることだったのだが、そんなイリーナから権力者たちの情報を集め、それを利用しようとデザイナーのシャルロッテ(ジェラルディン・チャップリン)が画策していた・・・。
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何故この映画を見ようと思ったのか、すっかり忘れてしまいました。
そして、映画を見ていて、ちょっと・・・と言うか、だいぶ後悔しました(^^;。

中盤まで、何が何だかちっとも分かりません(^^;。
辛抱強く見ていると、高級娼婦のイリーナが、ロシアに住む家族を呼び寄せることを生き甲斐に、スイスの権力者達との秘密の時間を過ごしていること。
そして、政府、銀行、元軍人、TV局に関連する要人たちが、次々と彼女の魅力の虜になり、人目をはばかるリラックスタイム?を過ごすこと。
そして、そこに目をつけた、権力をこよなく愛するデザイナーと、経済弁護士に、イリーナが、いいように利用されてしまうこと。などが分かってきます。

そして、ラスト・・・。このラストの数分間が、一番面白かったです。
今まで謎だったことが、このラストに集約され、そして、解決します。
このラストのために、今までの数10分間があったんだと、やっとホッと出来ました。

それにしても、ここまで来るまでの退屈なことーーー(^^;。
確かに、イリーナ役の女優さんは、美しいのですが、その美しさにうっとりも出来ず、さらに、彼女の歌にげんなりしてしまった私には、苦痛の時間に近かったのでした。
もう1度見直したら、また違った面白さを発見できるかもしれないですが、今の私には、もう、その気力はありませんーーー(^^;。(2006,05,02)

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