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ブーリン家の姉妹      


2008年 イギリス・アメリカ 伝記・歴史・ロマンス    

<監督>ジャスティン・チャドウィック
<キャスト>ナタリー・ポートマン , スカーレット・ヨハンソン , エリック・バナ , クリスティン・スコット・トーマス , ジム・スタージェス , アンドリュー・ガーフィールド , エディ・レッドメイン , アナ・トレント, ベネディクト・カンバーバッチ , デヴィッド・モリッシー

<ストーリー>
16世紀、イングランド。ブーリン家の妹メアリー(スカーレット・ヨハンソン)は、姉アン(ナタリー・ポートマン)よりも早く、裕福な商人(ベネディクト・カンバーバッチ)と結婚した。そんなある日、国王ヘンリー8世(エリック・バナ)がブーリン家に泊まる事になる。ブーリン家の当主トーマス(マーク・ライラン)は、王にアンを差し出そうとするが、王が気に入ったのは、妹のメアリーだった。それによってブーリン家一族は、宮中に住むことになるが、アンは、王を自分から奪ったメアリーを許せなかった・・・。

<感想>
若手実力女優ふたりの共演で、イングランド王室を巡るドロドロした世界を描くとなったら、これは、見ないわけにはまいりませんね(^^)。

初日に、しかも、ポイントで鑑賞したかった私は、ネット予約することができず、仕事が終わってすぐに映画館に駆けつけました。無事にチケットは取れたものの、映画が始まるまでの1時間30分、ミスドで時間つぶしを余儀なくされたのでした。でも、あそこって、イスは、心地よいし、コーヒーのおかわりも無料だし、結構快適なのですよね〜(^^)。

で、映画ですが、とっても面白かったです。
運命に翻弄されたふたりの姉妹。
姉は勝ち気で、策略家。妹は、おっとりして平凡。
この傾向は、確かにありますよね。うちも、私は、次女で、のんびり屋ですが、姉は、しっかり者ですから(^^)。

そんなふたりが、王に見初められたことから、大変なことになって、時代の波に飲み込まれ、そして、時代の流れを作って行きます。
この姉妹の行く末が、後のイングランドの歴史を作り上げて行くということに、改めて歴史の重みと、不思議さを感じました。

コーヒーをたっぷり飲んでから見たせいか、頭はスッキリ、目はギラギラ状態で、すっかり映画に飲み込まれてしまいました。

主演のふたりは、役柄をよく理解して、熱演だったと思います。
悲しい運命のメアリーに涙し、自分で道を切り開こうとしたアンには、哀れを感じました。
そして、王、ヘンリー8世。この王がおばかなために、こんな事になったわけですが、この役のエリック・バナは、やはり、こういう時代劇がよく似合っていて素敵に見えました(^^)。

それにしても、メアリーが産んだ男の子は、私生児として、そのまま葬られてしまったのでしょうか。もうちょっと歴史を勉強してみたくなりました。(2008,10,25)



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