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ボンボン      


2004年 アルゼンチン 

<監督>カルロス・ソリン
<キャスト>フアン・ビジェガス

<ストーリー>
長年勤めていたガソリンスタンドをクビになり、娘夫婦の家に居候するフアン・ビジェガス(フアン・ビジェガス)。手作りのナイフを売り歩くが、なかなか売れない。そんなある日、エンコした車を修理したことから、白い大きな犬ボンボンを手に入れる。ボンボンとの出会いは、彼が、新しい人生を歩むきっかけとなるのだったが・・・。

<感想>
いつもニコニコしているフアン・ビジェガスおじさん。その笑顔が印象的でした。
困った時も、悲しい時も、そしてもちろん、うれしい時も、その顔から笑いが消えることはありません。

人のいい彼が、ある女性を助けたことから、大きな白い犬をもらい受けます。そして、その犬が、おじさんに、今まで見たこともないような、夢を与えてくれるのです。こんな日本の昔話、ありましたね〜(^^)。
でも、世の中、そんなにうまくいかないんです・・・。

出演者は、主演のフアン・ビジェガス(役名も同じ)をはじめ、ほとんどが素人ばかりなのだそうです。
そういわれたら、そうなのかと、はじめて思うぐらい、自然な演技でした。あのおじさんの笑顔も、きっと、彼の素の笑顔なんですね。でも、あんまりニコニコしているので、この人、心の底で、いったい何を思っているのかしら?!と、深読みしたりもしてしまいました(^^;。
もちろん、犬のボンボンも、素人?なのでしょうか。演技しているような、してないような。超然とした存在感でした(^^)。
だいたい、アルゼンチン映画って、珍しいですよね〜〜。

それにしても、これほど犬の交尾する姿がうれしく見えた映画はありません。なんだか、笑ってしまいました(^^)。(2008,04,06)



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