ブレスレス　　　　　　 １９８３年　アメリカ　（BREATHLESS） アクション・ロマンス　　　 ＜監督＞ジム・マクブライド ＜キャスト＞リチャード・ギア, ヴァレリー・カプリスキー, ジョン・Ｐ・ライアン ＜ストーリー＞ 愛するモニカ（ヴァレリー・カプリスキー）の元に行くため、盗んだ車でロスを目指していたジェシー（リチャード・ギア）だが、途中で、パトカーに追われ、勢い余って、警官を撃ってしまう。その後、モニカと再会したジェシーは、二人で、メキシコに行こうと、誘うのだが・・・。 ＜感想＞ ３０年前のリチャード・ギアが、若々しい肉体美で、情熱的に演じています。 彼にも、こんな時があったのね〜と驚きますが、当時は、セックスシンボルだったそうで、こういう役は、お手のものだったのかも。 なにしろ、やんちゃというか、不良というか、人の物を盗んだり、人の家に無断で入ったりすることに、なにも呵責を感じない青年で、 好きな彼女相手では、ただ押しの一手あるのみ。 何とも暑苦しい男なんですが、まあ、リチャード・ギアだから、許せるかな(^^)。 後半は、「俺たちに明日はない」ばりの逃避行になりますが、前途のない道を突っ走るところは、若さ故でしょうか。 所々に見せる彼の刹那的な表情が、女心をくすぐります(^^)。 オリジナルは、ジャン＝リュック・ゴダールの「勝手にしやがれ」だそうで、ゴダールは、苦手だけど、見てみたくなりました(^^)。(2012,07,11)