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炎のメモリアル      


2004年 アメリカ アクション・スリラー

<監督>ジェイ・ラッセル 
<キャスト>ホアキン・フェニックス , ジョン・トラヴォルタ , ジャシンダ・バレット , ロバート・パトリック , ビリー・バーク , バルサザール・ゲティ 

<ストーリー>
ボルティモア消防署の消防士ジャック・モリソン(ホアキン・フェニックス)は、火災現場に駆けつけて、中に取り残された男性を救助したとたんに、床が抜け落ち、転落してしまう。仲間達は、彼を助けようと、必死に救助に向かうが・・・。

<感想>
いかにも感動ものっぽい映画だったので、ひねくれ者の私は、映画館には、見に行かなかったのですが、家で見て、すっかり感動してしまいました(^^)。やっぱり、単純で、分かりやすい人間ですねぇ、私って・・・(^^;。

映画は、火災現場に取り残されてしまった消防士ジャック・モリソンが、仲間の救出を待つ間に、それまでの消防士としての人生を振りかえる二重構造になっています。
配属されたボルティモア消防署での、仲間との出会い。初めての消火活動。妻リンダとのなり染めや、仲間たちとの忘れ得ぬ数々の思い出。
その区切り区切りで、現在の状況も挿入されて、両方で、ハラハラさせられます。
上手い作りですね〜〜。

消防士とは、やりがいのある仕事であることは間違いないですが、他の仕事とは違って、死と隣り合わせの、危険な職場であることを改めて考えさせられました。
特に、女性の立場で考えると、人を愛し、結婚し、平穏な暮らしをしていても、夫の職業が、消防士と言うことだけで、夫が帰ってくるまで、気が休まることがないのではないかと思います。そして、いつも、赤い車が家の前に止まらないようにと、祈るような気持ちなのではないでしょうか。

主演は、もうベテランの域のホアキン・フェニックス。配属された頃は、太り過ぎか?!と思うほどの太りようで、アララと思いましたが、これは、若さを表現したかったのでしょう。だんだんと、引き締まった体つきになってゆきました。
他に、ジャックの上司にジョン・トラヴォルタ。妻にはジャシンダ・バレット。
見応えがあって、感動の涙涙の映画でしたが、邦題(原題「LADDER 49」)があまりにもクサイ(^^;。(2006,06,26)



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