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パパラッチ      


2004年 アメリカ スリラー   

<監督>ポール・アバスカル
<キャスト>コール・ハウザー , ロビン・タニー , デニス・ファリナ , ダニエル・ボールドウィン , トム・ホランダー , トム・サイズモア , クリス・ロック , メル・ギブソン , マシュー・マコノヒー , ヴィンス・ヴォーン , ナタリー・バイ

<ストーリー>
新作アクション映画の主役として、一躍人気スターになったボー・ララミー(コール・ハウザー)。妻アビー(ロビン・タニー)と息子のザック(ブレイク・ブライアン)と共に豪邸で暮らすようになった彼らだったが、一方で、しつこいパパラッチたちに追いかけ回されるようになる。子供の写真を撮られたボーは、我を忘れて、カメラマンに殴りかかるが・・・。

<感想>
有名人対パパラッチのトラブルは、とても多くて、ダイアナ元皇太子妃の自動車事故を筆頭に、様々な事件が、これまでありました。
それでも、パパラッチが存在するのは、彼らの撮った写真をメディアが取り上げ、それを喜んで見る一般人がいるからです。私にしても、スターの素顔が見れると、そういう写真をついつい見てしまいがちです。

しかし、この映画を見ると、華やかな映画のプレミア会場のレッドカーペットでのフラッシュも、違う意味でドキドキして怖ろしかったです。
いつもと、逆の立場で、あの場を見てみると、好意的なファンの声援は、もちろんうれしいのでしょうが、あのたくさんの人の中には、悪意のある人も存在する可能性だってあるのです。

この映画の主人公、ボーがカメラマンにつけ回され、悪意ある写真を撮られる様子を見て、たまらなく胸が痛みました。彼が怒るのは、当然で、人間としては、ごく自然なことなのに、それが、一旦、写真として、流出すると、それは、彼の異常な人間性であり、法的に裁かれる行為になってしまいます。
スターであるというだけで、これらのことに対して、感情を殺し、無関心でいろなどというのは、所詮、無理なことなのに、そういう対応を取らざるを得ない彼ら。辛いですねぇ。
私は、レオファンなので、こういう状態に晒され続けてきたレオのことを思って、彼が、可哀相でなりませんでした(T_T)。

ただ、パパラッチに対する怒りの感情は、感情としておいて、この映画、映画としてみると、全くいただけません。
ボーの苦悩や、その家族の恐怖は、よく描かれていましたが、この結末は・・・(^^;。
スターなら何をしてもいいのか、という疑問が、沸々とわいてしまいました。
盗聴器や、盗撮の記録を調べたら、これが、ただで済むはずがないのは明白です。
あまりにも、偏った仕上がりなので、驚いていると、この映画、メル・ギブソン製作でした。それなら、スター側に立ったこの結末も、まあ、仕方がないかな〜〜(^^)。

パパラッチの攻撃に辟易しているであろうスター仲間のカメオ出演も、楽しかったです(^^)。(2007,06,07)



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