シネマチェックトップページ50音別indexハ行index


パリ、恋人たちの2日間      


2007年 フランス・ドイツ コメディー・ロマンス

<監督>ジュリー・デルピー
<キャスト>ジュリー・デルピー , アダム・ゴールドバーグ , ダニエル・ブリュール

<ストーリー>
ニューヨークに住むフランス人のマリオン(ジュリー・デルピー)と、アメリカ人のジャック(アダム・ゴールドバーグ)は、イタリアでのバカンスの後、フランスのマリオンの家に立ち寄った。そこで、フランス語が分からないジャックは、マリオンの家族や、友人との付き合いに疲れ、また、彼らのあけすけな言動に困惑するのだった・・・。

<感想>
女優、ジュリー・デルピーの初監督作品です。
そればかりでなく、彼女は、この映画の脚本・製作・音楽・編集・主演までこなしちゃってます。すごい入れ込みようですね(^^)。

でも、この映画を見てしまうと、やっぱりフランスには行きたくないな〜なんて思っちゃいました。
不親切で、排他的で・・・。
そんな人たちと親戚づきあい、友人づきあいをしなくちゃならなかったジャックが気の毒でした(^^;。

でも、他人事として見ると、結構面白かったです(^^)。
家族は、騒々しくて、思ったことをはっきり言うし、プライバシーなんて、ち〜〜っとも考えない(^^)。
男は、ほとんどマリオンの昔の彼氏だったり、ばったり出会った男とは、殴りかかりそうなケンカを始めるし。親切そうな男がプチテロリストだったり・・・(^^)。
これらを見ていると、アメリカ人が、とってもナイーブに見えますねぇ(^^)。

ジュリーは、黒縁のメガネが全く似合ってなくて、不細工〜〜な感じ。でも、そんなところが、親近感?が持てて、すんなり映画に入り込めました。そして、パーティー用におめかしすると、やっぱりそこは女優さん、とっても綺麗で、ハッとさせられます。このギャップがいいです。

恋人役のアダム・ゴールドバーグは、顔が長くて、ヒゲが濃いので、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」のサシャ・バロン・コーエンを思い出してしまい、逆カルチャーショック映画みたいに思えて、一人でニヤニヤしてしまいました(^^)。(2009,10,07)



シネマチェックトップへ