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ペネロピ      


2006年 イギリス・アメリカ コメディー・ファンタジー・ロマンス   

<監督>マーク・パランスキー
<キャスト>クリスティナ・リッチ , ジェームズ・マカヴォイ , キャサリン・オハラ , リース・ウィザースプーン , ニック・フロスト

<ストーリー>
イギリスの名家、ウィルハーン家では、先祖の悪行がその数代後のペネロピ(クリスティナ・リッチ)に祟り、彼女の鼻と耳は、生まれながらにして、ブタそのものだった。しかし、その呪いは、愛情によって解けると伝わっていたため、年頃になったペネロピは、名門の子息との見合いを繰り返すが、彼女を一目見た男たちは、慌てふためいて逃げ出すのだった。

<感想>
昔々ブタの鼻を持つお姫様がいました・・・という感じの、おとぎ話のような物語でした。
ファンタジーで、あり得ない話なのですが、妙にペネロピの気持に感情移入してしまって、たくさん泣いてしまいました(^^;。

醜く生まれついてしまったペネロピ。彼女のせいではないのに、彼女の姿を見た男たちは、あまりの怖ろしさに、窓ガラスを破って、逃げ出すんですよーーー(^^;。そんなかわいそうなこと、あり得ます?!(TT)。女の子としては、耐え難いことですよねーーー(TT)。
そんなことが7年も続いたら、性格がねじ曲がってしまいそうなものなのに、ペネロピは、とっても性格がいい女の子なのでした。だからなおさらかわいそうで・・・(TT)。

そんなブタ鼻の女の子を演じるのは、クリスティナ・リッチ。彼女の演技がすばらしいので、きっと、こんなに感情移入できたのでしょう(^^)
注目の”ブタ鼻”は、とっても控えめに作ってあって、そんな怖ろしい人相ではありませんでした。むしろなんだかかわいらしいほど(^^)。ちょっとそこが物足りなかったのですが、あまりにも醜いと、見続けるのが辛かったかもね??

彼女とお見合いするマックスを、今わたし的に大注目のジェームズ・マカヴォイ。今回の彼も、さらに素敵でした〜(^^)。目がね〜、素敵なのよね〜〜(^^)。

素敵と言えば、映像も、とっても綺麗で、おとぎ話チックで女の子向き。色もとても綺麗でした。HPも、とってもかわいらしかったです(^^)。

それにしても、一番身近にいて、彼女の事を一番心配してる様に見えたお母さんが、実は彼女にとっては一番ひどいことをしていたわけで、だから、彼女の結末には、溜飲が下がる思いでした(^^)。(2009,02,13)



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