シネマチェックトップページ50音別indexラ行index

レイヤー・ケーキ      


2004年 イギリス 犯罪・スリラー   

<監督>マシュー・ヴォーン
<キャスト>ダニエル・クレイグ , シエナ・ミラー , マイケル・ガンボン , ベン・ウィショー , ジェイソン・フレミング , サリー・ホーキンス, トム・ハーディ

<ストーリー>
麻薬ディーラーの男、XXXX(ダニエル・クレイグ)は、いままで、自分の決めたルール通りに、安全に仕事をこなしてきた。そろそろ引退時だと思い始めたある日、彼は、ボスのジミーに呼ばれ、新しい仕事を依頼される。しかし、簡単そうに見えたその仕事は、かなり、やばいものだった・・・。

<感想>
二転三転する話が面白い、イギリスのスタイリッシュなギャング映画です。
ただ、登場人物が多いので、1回で理解するのは、無理(^^;。途中で、あれ?これは誰だっけ???ということになります。
だから、1度目は最後まで通して見て、2度目に、名前と顔を確認しながら再び見ると、細かいところまで理解出来て、面白さも倍増します。

主演は、新たに007シリーズの主役になったダニエル・クレイグ。この映画の中にも、一瞬ジェームズ・ボンドを彷彿とさせるシーンがあったりして、さりげなくおしゃれ(^^)。
でも、この映画の彼は、ボンドのようにかっこよくはいきません。最初は、自分のルールに則った仕事ぶりで、なかなか、クールなのですが、ボスに呼び出されるあたりから、雲行きが怪しくなってきます。

ただ、私はどうも、彼の顔が好きではなくて、どうして彼がボンドに選ばれたのかなぁと映画の最中にも思ったりしたのですが(だから、話が分からなくなったのかしら・・・(^^;)、後半になって、殴られてアザだらけになったりした彼が、なぜか素敵に見えたりしました(^^)。ドジをしたり、誤解されたりして、人間的な面を見せられて、好感度が上がったのかしら(^^)。

イギリス映画と言うことで、知っているキャストは少なかったですが、後で調べてみると、「パフューム ある人殺しの物語」のベン・ウィショーがシドニー役で出ていました。彼って、こうして見ると、なんだか貧相ねぇ(^^)。

というわけで、この映画は、続けて2回見ると、さらに面白くなりますので、家で、ゆっくりご鑑賞ください(^^)。(2007,09,10)



シネマチェックトップへ