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ラッキーナンバー7      


2006年 アメリカ 犯罪・スリラー   

<監督>ポール・マクギガン
<キャスト>ジョシュ・ハートネット , ブルース・ウィリス , ルーシー・リュー , モーガン・フリーマン , ベン・キングズレー , スタンリー・トゥッチ , ダニー・アイエロ

<ストーリー>
不運続きの青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は、友人ニックの部屋に転がり込む。そして、アパートの隣人、リンジー(ルーシー・リュー)と知り合って、ちょっぴり幸せ気分になるが、その直後、ニックと間違われたスレヴンは、タオル姿のまま、ギャングに拉致され、ニックの借金の返済を迫られるのだった・・・。

<感想>
まあ、なんて豪華な顔ぶれの映画でしょう。主役級のあの人もこの人も、こんなにワンサカ出ているなんて!(^^)。
と、すごく期待したのですが、ちょっと肩すかしでしょうか。
前半に出てくるたくさんの伏線が、ラストになって全て繋がってくるワクワク感は確かにあって、なるほど〜って、うならされたし、名優たちの豪華競演も、とても楽しめたのですが・・・。

私が不満だったのは、ブルース・ウィリス演じるグッドキャット。殺し屋として一流らしい彼が、どうして、あのような行動をして、そして、また、あのようなことになったのかが、納得できなかったことです。有り得ないと思ってしまうと、もう、そこで、映画から退いてしまいます。
そうなると、ギャングの大ボスの二人も、リンジーとのこともちょっとねぇ(^^)。
などなど、映画自体がキャストの割に少々安っぽく感じてしまったのは残念ですが、スタイリッシュと言われれば、スタイリッシュな映画かもしれません。

前半、ジョシュが、タオル1枚で右往左往する所は、なかなか良かったですね〜。タオルの位置が微妙で、ちょっとしたはずみで、タオルが落ちそうで、ちょっとドキドキ。もちろん、そこら辺は、計算し尽くされた絶妙なタオルの高さなわけで、不用意に落ちるわけはないんだけど(^^)。まあ、私は、ストーリーそっちのけで、その心配をしていた・・・わけではないですよ、もちろん(^^)。

それにしても、この意味のない邦題はいったい・・・(^^;。最初は、意味不明のだった原題「LUCKY NUMBER SLEVIN」も、映画を見終わったら納得出来るので、わざわざ「7」にしなくてもねぇ・・・(^^;。(2007,01,15)



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