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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―      


2009年 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国 歴史劇・アクション   

<監督>ジョン・ウー
<キャスト>トニー・レオン , 金城武 , チャン・フォンイー , ヴィッキー・チャオ , 中村獅童 , チャン・チェン , トン・ダーウェイ

<ストーリー>
赤壁で、80万の曹操軍を、5万の軍勢で迎え撃つことになった劉備・孫権連合軍は、軍師である孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)の知略によって、なんとか勝利への道を探っていた。しかし、疫病が発生したことで、劉備軍は、孔明だけを残して引き上げてしまう。そんな孔明に、周瑜は、10万本の矢の調達を約束させるが・・・。

<感想>
「レッドクリフ PartT」の後編です。
前作では、赤壁の戦いの前で終わってしまいましたが、いよいよ今回は、メインである赤壁の戦いに突入です。・・・といっても、全然知らないんですけどね(^^)。

忘れていると困るので、一応、前作を少しおさらいしてから見に行ったのですが、その心配は、皆無でした。原作は、知りませんが、映画では、とても分かりやすい構図になっていて、要するに、悪役・曹操を、絶対的に人数の少ない劉備・孫権軍がいかに撃退するか?というお話です。
しかも今回は、周瑜メインに事が運ぶので、感情も移入しやすく、楽しんで見ることが出来ました。

そして、戦闘シーンばかりでなく、ロマンスや、夫婦愛も織り込まれていて、三国志を知らない女性でも十分楽しめる作りになっています(^^)。
まあ、そこら辺が、三国志フリークには、少々面白くないところでもあるようで、一緒に見に行った三国志に詳しい男性フリークは、小喬が、余計だった!と息巻いていました(^^)。たしかに、私も、あれはないでしょうとは思いましたが、小喬役の女優さんが綺麗で、目の保養と、ちょっとした息抜きにはなったんですけどね〜(^^)。

”10万本の矢”のエピソードも面白かったし、火を使った戦いも、派手で、144分の長さの映画にもかかわらず、一瞬も退屈せずに見ることが出来ました。
私は、人物紹介の多かった前作に比べて、こちらの方が、断然面白く感じました。

周瑜役のトニー・レオンは、とっても素敵でしたね〜〜。やっぱり、「ラスト、コーション」の彼よりも、こちらの彼の方が、安心して見ていられます(^^)。
三国志を知らない私でも、名前だけはよく知っている孔明役の、金城武。今回は、まるで陰陽師のような知恵と力を発揮してましたし、男勝りのヴィッキー・チャオも良かったです。(2009,04,11)






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