シネマチェックトップページ50音別indexワ行index

笑の大学      


2004年 日本 コメディー

<監督>星護
<キャスト>役所広司 , 稲垣吾郎 , 木梨憲武 , 加藤あい , 木村多江

<ストーリー>
昭和15年。戦時下の東京。その頃、娯楽文化に対する厳しい検閲が行われていた。新しく検閲官になった向坂(役所広司)に、劇団「笑の大学」の座付き作家、椿一(稲垣吾郎)が、新しい脚本を提出するが、向坂は、無理難題をいって、なかなか上演の許可を出さないのだった・・・。

<感想>
面白そうだなとは思いつつ、映画館では見逃してしまった作品です。
元が舞台劇なので、映画になっても、ほとんどが取調室内の出来事です。だから、これは、家で見ても、遜色はないようですが、映画館で、他の人たちと一緒になって、大笑いするのも、結構楽しかったかもしれないですね〜。
そうです。私は、この映画、面白くて、面白くて、大笑いをしたのでした。

最初は、なぜだか、ちょっと緊張しながら見ていたのですが、どら焼きのあたりから、その緊張もすっかり解け、どんどん引き込まれてゆきました。
そして、役所広司の名演!(^^)。お堅い検閲官が彼の雰囲気にピッタリなのですが、その彼が、どんどんと、変貌していく姿は、笑いなくしては、見られません。彼の名演、熱演は、さすがですね〜〜(^^)。
もうちょっと短くても良かったかなぁとも、思いましたが、ストーリーの盛り上げ方は、さすが笑いの名人三谷幸喜原作・脚本です。しっかり笑いのツボを押さえて作ってあって、飽きることはありませんでした。

本編の出演者は、役所広司、稲垣吾郎、そして制服警官の高橋昌也と、その他少々と、とても少ないのですが、本編が終わった後に、ちょい役で、色々な人が出てくるのも楽しかったです(^^)。

映画館で見なかった理由として、役所広司の相手役が、稲垣吾郎だったからでもありました。せっかくの二人芝居なら、実力のある、上手い俳優で見たいと思ったからのですが、見てみると、稲垣君も、遜色のない出来で、なかなかの熱演、よかったです(^^)。(2007,05,05)



シネマチェックトップへ