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2004年 イギリス・ドイツ ホラー・スリラー

<監督>クリストファー・スミス
<キャスト>フランカ・ポテンテ , ポール・ラットレイ

<ストーリー>
ロンドン。最終の地下鉄に乗ろうとしていたケイト(フランカ・ポテンテ)は、つい、ウトウトしたために、乗り遅れてしまう。駅に閉じこめられた彼女は、途方に暮れるが、その時、何故か、来るはずのない電車がやってくる。思わずその電車に乗ったケイトに、怖ろしい災難が降りかかる・・・。

<感想>
オープニングから、なにやら怖ろしくて、エグそうな雰囲気が、プンプンしていました。まさに、スプラッターの香りですねーーー。

イギリスの地下には、使われていない地下鉄の路線がたくさんあるそうで、そんなところには、なにやら得体の知れない物がうごめいているような気がしてしまいます。日本では、地下道とか、下水道とかの怖ろしさよりも、トンネルの方が怖いですが、地下道の歴史の古いロンドンでは、これは、結構怖ろしそうなアイテムですねーーー(^^;。
しかし、そんなところに急に手術室が出現したり、水槽のような設備があったりと、何とも不思議。どっかの病院の地下にでも続いているって事でしょうか。
何しろ想像したとおり、エグくて、気持ちが悪かったです。

前半は、地下鉄構内に閉じこめられたケイトが、走る走る。まるで、彼女のかつての主演作、「ラン・ローラ・ラン」みたいだな〜と思ったけれど、あれほど迫力ないし、髪の毛が、邪魔そうで、鬱陶しかったです。
後半は、バケモノ系になってゆくのですが、この殺人鬼が、一見弱そうなのが、ミソでしょうか。彼にも、何か、悲しい?過去の話がありそうでしたが、それは、チラリと見せられるだけで、よく分かりませんでした。

終電から始発までの闇の世界に、もし、取り残されてしまったら・・・。そんな恐怖を感じさせる映画でした。朝になったら、また、普通の平和な一日が始まるのに・・・。

スプラッターホラーの好きな人にしか、絶対お薦めできません〜〜(^^)。(2006,07,29)



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