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31年目の夫婦げんか     


2012年 アメリカ (HOPE SPRINGS)
コメディー・ロマンス   

<監督>デヴィッド・フランケル
<キャスト> メリル・ストリープ , トミー・リー・ジョーンズ, スティーヴ・カレル, エリザベス・シュー, ミミ・ロジャース

<ストーリー>
結婚31年目のソームズ夫婦だが、妻のケイ(メリル・ストリープ)は、夫とのふれ合いの時間がないことに不満だった。そこで、カップル向けの集中カウンセリングに申し込み、いやがる夫アーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)とともに、メーン州まで旅立つのだった・・・。

<感想>
熟年夫婦のセックスレス問題を取り上げた映画です。
大真面目に、夫婦のセックスを考察している映画ですが、一人で見ていても、気恥ずかしくて、困りました(^_^;。
そして、日本とアメリカの夫婦=”愛”の捉え方の違いをかなり感じました。
日本の夫婦って、年を経ていくと”空気のような存在”になるかなと思うのですが、あちらでは、いつまでも”ラブラブ”でなくてはいけないって感じなのでしょうか。
それに、あちらの人たちは、何かというと、カウンセリングを受けるようなので、小金を持った熟年なら、こういうことをする夫婦も案外多いのかもしれません。
いや、むしろ、そういう人が少ないので、この映画を見てよく考えてみましょう!ということですか?

主演がメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズだったので見ましたが、この二人、よくオファーを受けたなぁと思います。
演じるのに、ちょっとばかり抵抗があるかと思われるようなシーンもありましたが、そこは、大ベテラン俳優だから、余裕なんでしょうかね?
実際には、当初のアーノルド役のジョシュ・ブローリンは降板、そしてメリルはこの演技でゴールデングローブ賞にノミネートされたそうです。

スティーヴ・カレルも出演していましたが、大まじめにカウンセラー役を演じていました。
まあ、彼がお笑い系の演技をしたら、それこそ下世話な映画になってしまっていたでしょうけど(^_^;。(2018,08,17)



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