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50回目のファースト・キス      


2004年 アメリカ コメディー・ロマンス   

<監督>ピーター・シーガル
<キャスト>アダム・サンドラー , ドリュー・バリモア , ロブ・シュナイダー , ショーン・アスティン , ダン・エイクロイド , マーヤ・ルドルフ

<ストーリー>
ハワイの水族館で働くプレイボーイのヘンリー(アダム・サンドラー)は、ある朝、カフェで会ったルーシー(ドリュー・バリモア)に一目惚れ、2人は意気投合する。しかし、翌朝、ルーシーに再会すると、彼女の様子がいやに他人行儀になっていた。ルーシーは1年前に事故に遭い、前日の記憶をなくしてしまう短期記憶喪失障害者だったのだ・・・。

<感想>
こういう病気は、実際にあって、何回か、映画にも取り上げられていますが、この映画は、登場人物全員が、優しさの塊みたいな人々で、安心して見ていられました。
毎日同じ生活を繰り返して、彼女の心の平安を保とうと、しているお父さんと弟の生活は、優しくて、大変で、しかも、意味のない生活。こんな事、続けていられないだろうなと、同情してしまいました。でも、父親としては、娘の病気に、責任を感じているだろうから、こんな風に、一生懸命出来るのでしょうねぇ。
その点、ヘンリーの考え出した方法は、健常者と、生活して行くには、ベストな方法だと思って、感心しました。
毎朝、涙に暮れる生活は、大変でしょうけれど、その後は、未来に繋がる生活が出来るのだから、彼女にとっても、周りにとっても、すばらしいな〜と、思いました。
実際には、こういう患者さんを抱えた家族に、医者は、どのようなアドバイスをしているんでしょうねぇ。

私は、アダム・サンドラーが余り好きじゃないので、期待してなかったのですが、ストーリーが良かったので、楽しめました。特に、ラスト、いいですね〜。とても明るい気持ちにさせられました。

この映画は、おそらく、女性の評判がいいのではないでしょうか。だって、毎日こんな風に愛をささやかれていたい!と思う女性は、多いでしょうから〜〜(^^)。私は、ちょっと鬱陶しいけど・・・(^^;。(2006,08,31)



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