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AKIRA      


1988年 日本 アニメ

<監督>大友克洋
<声のキャスト>岩田光央, 佐々木望

<ストーリー>
1988年、関東地区で新型爆弾が使用され、第3次世界大戦が勃発した。・・・2019年、ネオ東京では、金田(声:岩田光央)をリーダーとするバイクの一団が高速道を疾走中、仲間の鉄雄(声:佐々木望)が子供をよけきれずに転倒。子供を追ってきたと思われる軍隊に、その子、共々収容されて、どこかに連れ去られてしまう。軍の病院で覚醒した鉄雄は、恐るべきパワーを身につけていた・・・。

<感想>
20年近く前のアニメですが、ストーリーも映像も、古くささが全くなく、その壮大な世界観に圧倒されました。
効果音の迫力も、すばらしい〜〜。家で見るには、音が大きすぎて、ちょっと大変でしたが・・・(^^;。

人間の能力は、まだほとんどが眠っているらしいので、それを開発して、巨大な力を得ようとするなんて、実際に、研究者が考え出しそうで、怖ろしい話です。
しかし、悲しいかな、普通の人間の力には、限度があり、新しく得た巨大な力をコントロールする力は、ないのですよねーー。

それは、突然そんな力を得てしまった鉄雄にしても、同じわけで、自分の与えられた力に驚き、そして、暴走しはじめる・・・。
いったいAKIRAとは、誰のことなのか??そして、その力とは??
ラストは、すごいことになってしまって、アニメといえども、見ているのが、辛いほどでした。
そして、結局どうなったのか?どうなったんでしょう??(^^;。新しい宇宙が出来たって事でしょうか。よく分からなかったのですが、なんだかすごかったな〜〜と、思ったのでした(^^)。

あとで調べてみると、大友克洋さんの原作がものすごく大作で、しかも、原作が終わるよりも先に映画が公開されたそうで、結末は、別バージョンと言うことなのでしょうか。
何しろ、迫力満点のアニメ映画であることは間違いなく、やはり、日本のアニメ力(りょく)は、すごいんだな〜と、改めて思いました。(2006,07,08)



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