シネマチェックトップページ50音別indexabc行indexs 


SUPER 8 スーパーエイト      


2011年 アメリカ (SUPER 8)
ミステリー・SF・スリラー   

<監督>J・J・エイブラムス
<キャスト> ジョエル・コートニー, エル・ファニング, ロン・エルダード, ブルース・グリーンウッド

<ストーリー>
1979年夏。オハイオ州の小さな町で、副保安官の父(カイル・チャンドラー)と二人で暮らしている少年ジョー(ジョエル・コートニー)。ある晩、彼は、友だちと、映画の撮影をするために、駅でスタンバイしていた。その時、たまたま通りかかった列車が、事故を起こし、大爆発するのを目撃する・・・。

<感想>
アレルギーで、顔が腫れる(!)という、最悪のコンディションで見に行きましたが、とっても面白くて、最後まで集中力が途切れることなく、楽しんで見ることが出来ました(^^)。

映画を見る前から、スピルバーグのあの映画や、この映画の要素が入ってるという、うわさを耳にしていたので、どうなんだろう?!と、期待よりも、不安の方が強かったのですが、なるほど〜、それらの映画を確かに思い出すような映画ではありましたが、決して、それに縛られることもなく、ひとつの映画として、楽しめました。

主人公が、子どもたちだったところも、よかったと思います。
子どもたちの目を通して、素直な心で、公平に見ることの出来た、一連の出来事。
事態は、だいぶ深刻なのですが、その深刻さの中にも、子どもらしい感覚とか、発想とか、笑いとかもあり、子どもの大事なことと、大人の大事なことのズレも描かれていて面白いです。

エイリアンと人間との関係は、とても人間的な発想で、子どもの目を通すことで、さらに分かりやすくて、安心して見ることができました。

時代が30年ほど前という設定なので、映像は、ノスタルジックな雰囲気が満ち満ちていますが、
爆発シーンなどは、激しくて、迫力満点。
ストーリーもミステリアスで、いったい何が起こっているのかなかなか分からず、ずっとハラハラしながら見ていました。

主演のジョエル・コートニー君は、この映画がデビュー作なんだそうですが、かわいらしくてよかったです。
彼が恋するアリス役のエル・ファニングは、「ダコタ・ファニングの妹」から、一人の女優に成長してました。
いつの間にか、こんなに大きくて、大人っぽい雰囲気を醸し出す女の子に成長してたんですね〜。

映画が終わった後に、劇中で、子どもたちが製作した映画が上映されるのも面白かったです。
あぁ、あのときの映像が、こうなったのか!と、楽しめました。(2011,06,29)



シネマチェックトップへ