獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200101-145

RE サバンナオオトカゲの下痢
投稿日 2001年1月16日(火)08時31分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

獣医師がどのような診断によってどんな「下痢止め」処方したのかといったあたりがわからないと難しいのですが・・・。
アメーバ性または細菌性の腸炎、内部寄生虫(本来もっているべきではない、他種をむホストとするものも含めて)など、広範な可能性を考えたうえで適切な治療を施すべきであろうと思われます。

飼い主が行うべきケアの範囲では、
1 腹を冷やさない(温度管理OKとのことですが、床面の温度は十分ですか?)
2 脱水予防(ただし、冷えにつながることのないように)
3 エサをファジー・ホッパー主に(コオロギは摂食・消化に要する努力量の割に栄養価低し。精肉は栄養価も低い上、未消化分がないため、そもそも下痢しやすくなる。栄養価高く、かつ、毛のあるものが良さそう)
4 他の飼育動物、また人間への感染予防を心がける(世話の順番、器具の消毒、手洗いの励行など)
があげられると思います。
オオトカゲ属はかなりタフですので、「ハラワタが半ば腐っている」ような状態からでも回復する可能性はあると思われます。きちんとした治療が前提ではありますが。快方に向かうことをお祈りしています。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。