＞明日ジステンバー、白血病、狂犬病の予防接種を受けます

日本とアメリカでは使用されているワクチンが異なりますので、単純に良いか悪いかは返答できかねます。

記載のワクチンは、個々の製品のワクチンを同時に接種するという意味なのでしょうか？
もし、そうであれば、あまりお勧めしません。個々のワクチンであれば、それぞれが単独で接種することを前提に製造されているからです。
また、仮に混合ワクチンということであれば、１本のシリンジですべて接種されるわけであって、最初からのこのような接種が前提となっている製品であれば、接種そのものには問題がないとメーカーだけでなく国も認めていることになります。

それでも、アメリカで狂犬病ワクチンまで、いっしょになっている混合ワクチンがあるとも聞いておりません。バラバラのワクチンをいっしょに接種するというようなことの可能性が高そうに想像しています。
また、ジステンパーと記載されていますが、これは犬の疾病であって、猫の疾病ではありません。猫のパルボウイルス感染症を猫テンパーと呼ぶこともありますが、これとの誤認ではありませんか？
もし、犬のジステンパーのワクチンを接種するという言葉通りの意味であれば、賛成いたしかねます。

アレルギー云々についてであれば、アメリカの獣医師に対しては越権行為となりますが、３種類のワクチンの同時接種は、私なら控えます。
仮にワクチンに由来したアレルギーであったとして、これでは、どのワクチンに反応したのかが分かりません。充分な接種間隔をあけて、どのワクチンに原因があったのか確定するべきだと考えるからです。種類が確定できたら、別メーカーの製品でも同じことが起きるのかも確認したいくらいです。そして、どうしても駄目というのであれば、その疾病のワクチンは今後接種しないようにすることとなります。


なお、日本の猫であれば、混合ワクチンとしては３種から８種混合ワクチンまであります。