このホームページを主宰しているムクムクです。
私も獣医師で動物病院を３０年以上経営しています。
つまり、先生の臨床実習を受け入れた動物病院院長と同じ立場です。
先生の書き込みを読んで、学生の臨床実習などは絶対に受け入れまいと
思いました。
町の動物病院は教育機関ではありません。
臨床実習を受け入れなければいけない義務はありません。
正直、煩わしいというのが実感です。
仕事を用意しなければいけませんから。
まして、先生のような書き込みがネットでされるとなると、恐ろしくて
臨床実習は受け入れることは難しい。
私自身はどんなことがあっても臨床実習は受け入れまいと思いました。
就職の件ですが、単に臨床研修を受けたいのなら大学病院にお願いするのが
一番だと思います。
動物病院に就職してプロの獣医師になりたいと思われるのなら、ご自身の
将来の姿を思い浮かべて、そのような先生に師事されたらいいと思います。
ここからは私の思いつきですが、これからの小動物臨床獣医師は専門分野と
いうか、ほかの先生が一目置く得意分野があった方がいい。
例えば眼科や皮膚病、整形外科や内分泌やエキゾチックなどです。
最初はオールマイティーな勉強が大事だと思いますが、自分にあった分野を
見つけて極めていけというのが私のアドバイスです。
そういう意味では代診先も変えていかないといけないでしょうが、勉強ですからね。
あと同じ獣医師としてのアドバイスとしては、プロである限り技術は学ぶものから
盗むものに変わっていきます。
同じ獣医仲間と飲む際にも、メモとボールペンを手放さず、ちょっとしたヒントも
メモって自分のものにする。
成功するためには、そのようなどん欲さも必要かと私は思います。