獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200204-95

噛み癖、吠え癖について
投稿日 2002年4月20日(土)01時34分 ジャック

噛み癖について
 四ヶ月ということで、歯がむず痒い時期だと思います。
 以前にも書きましたが、口の中に拳を入れて下さい。嗚咽が出るくらい。
 噛まれたら痛いということを教える必要があります。また、人間に対して
 噛んではいけないということを教えたほうが今の時期に教えたほうが良いです。
 代わりの噛むものを与えるのも一つの方法です。
吠え癖について
 時期から考えて、甘えの吠えではないかと思います。
 この時期に修正しておいた方がよいと思います。
 実は、我家でも仔犬が吠えるので躾中です。
 外飼いですが、家族の顔を見るとかまって欲しくて、吠えます。
 他の犬に相手をして欲しいときも吠えます。
 対策として
 1、周りの環境が許せば、吠え止むまで無視して相手をしない。
 2、ウルサイという言葉を言いながら、止んだら褒める。
 3、吠えたら首輪をして繋ぐ。
 4、噛んだときと同じ対策で、犬をひっくり返して、首を両手で押さえます。
   キューンと泣く位まで。これは、母犬が仔犬の躾をするときの方法です。
   訓練士の間でもやや、取り入れられています。お客さんの前ではしませんが。
我家では、この方法で、行っていますが、犬種、資質によっても差があります。
以前飼っていた柴犬は1、2の方法で修正しました。
現在の犬は1〜4までを使い分けて3日ほどで修正できました。
噛み癖は、拳の方法で殆んど修正できると思います。
 六ヶ月になると自立心が出てくるので、噛み癖、吠え癖は、他の躾と違って
少しずつ今から修正しておいた方がよいと思います。
仔犬の時期によく吠える犬、噛む犬は気の小さい犬や神経質な犬が多いようです。
ですから、音にも慣らしておくと後が非常に楽になります。
ドライヤーの音、掃除機の音、車の音、人の歩く音、機会があるごとに聞かせたら
音に対して敏感にならなくなります。

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