犬は自分からはお風呂に入らない動物です。
皮膚を汚れから守るため、また皮膚を水で濡らさないため毛があります。
毛についた汚れや水分はブルブルッしたり舐め取ったりしてきれいにします。
犬自身にとってはそれで充分です。
でも、人間は犬をお湯で洗ったりシャンプー剤を使ったりします。
これは人間が不快感を感じないためのことで、犬のためのことではありません。

・・・というのが私の持論なのですが、それではトリマーさんに怒られちゃいますね /"(>。<)
でもやはり回数が多すぎるシャンプーは犬の皮膚の自然な新陳代謝を乱してしまいます。
散歩からの帰宅後に頻繁に足を洗われる子は指間炎を起こしやすくなります。
皮脂炎や脂漏症、人間の水虫のような菌の発生、原因不明のかゆいかゆいなど、
シャンプーの質と回数、シャンプー後の乾燥が大きく関係していると思います。
また犬は、洗えば洗うほど、奪われた自分の匂いを取り戻そうとして体臭が強くなります。
犬臭いから洗う、洗われるから犬臭くなる、これの繰り返しがどんどんエスカレートしていきます。

んー、やっぱり言っちゃおう。
犬にシャンプーは無用！
特に香料入りのシャンプーは無用！
大切な皮脂を取っちゃうから、お湯洗いも無用！
ふだんのケアはブラッシングだけでOK！
毛の汚れと足先の汚れは濡れタオルで拭いたあと乾いたタオルで拭けばOK！
・・・あぁ、トリマーさん、ごめんなさい。