獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200406-1

パールちゃんさんへ
投稿日 2004年6月2日(水)04時45分 投稿者 ワサビ

色々と細かくアドバイスいただきまして、本当にありがとうございました!

今日、獣医さんのところへ行ってきましたので、その報告をさせていただきますね。

最初に犬の行動や普段の生活ぶりについて獣医さんに説明し、それを踏まえて触診。
骨に異常はないか、足などを念入りにチェック。骨には異常はありませんでした。
次に、聴診器でお腹周辺をチェック。急を要するような異常は無いように思う、とのこと。
ただし、腸閉塞などの腸に関する問題は、それなりに検査が必要で費用も相当かかるので、段階を踏んで様子をみながら最後にその検査にいきましょう、ということになりました。
最後に肛門の検査。先生が指を突っ込んで、肛門周辺にある<anal sac>と呼ばれる袋?に溜まる液を調べてみると、液が袋にいっぱいになっていて、通常の状態より液がねっとりしていることが判明。(犬の肛門にそんな袋状のものがあるなんて知りませんでした。てっきり、ウチの犬が緊張のあまり下痢をしてしまったのかと思いました・・・)
液体の状態から何か特に悪いといった感じではないようでしたが、ウチの犬のように神経質なタイプの犬にとっては、袋に液が溜まった状態が不快なのかもしれない、とのことでした。とりあえず、その袋の中の液を取り出したので、散歩中や排便中の犬の反応を観察してくださいと言われました。あと、脱肛や痔といった肛門の問題は見られなかったようです。

一通りの触診を終え、獣医さんからのアドバイスは、まず“食事”を変えてみること。
質の高いドッグフード(消化が良い)に変えてみて、腸内にあまりカスが残らない状態にしてみましょうとのことでした。(ドッグフードのみで、野菜その他一切加えない)
お腹の中が快適になった状態で、犬がまだ泣くようなら次のステップに・・・・ということになりました。(食事を変えて2 3週間様子を見る)

私個人的には「やっぱり腸の問題じゃないかな〜」と思っているのですが、いちおう先生のほうからは急性なものでは無いということでしたので、犬の様子をもう少し見ることになりました。

ということで、キャンキャン泣きの原因究明はまだまだ続くことに。。。

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