ハるさんへ。
母犬から母乳を通じて仔犬がもらう免疫は生後6週〜12週くらいにかけて少しずつその効果が消えていきます。
母犬からもらった免疫が効いているうちはワクチン接種をしても効果がありません。
なので、母犬からもらった免疫が消えていくのに合わせて、
生後6週目に最初のワクチン(注射)、そのあと1ヵ月後に2回目のワクチン、
さらに念を入れるならまた1ヵ月後に3回目のワクチンです。
2回でいいと言う獣医さんもいれば、いや3回しなきゃと言う獣医さんもいます。
獣医さんの考え方やお住まいの地域で発生が心配される伝染病などによって
ワクチンの接種回数や種類は違ってきますから、かかりつけの病院でよく相談してくださいね。
ハるさんのわんこは生後2ヶ月をちょっと過ぎていますから、なるべく早めにワクチンを。
なお、まだワクチンを打っていない子を病院に連れていって混みあう待合室に長くいるのは心配です。病気を移されてしまう可能性が捨てきれませんから。
事前に予約の電話をしておき長く待たずに接種してもらうか、開院すぐの一番乗りで行くことをおすすめします。

余談ですが、母乳に含まれる免疫(母子移行免疫)は授乳4日目くらいまでの間の初乳と呼ばれるおっぱいに高い免疫力が含まれています。
なんらかの事情で初乳を飲まなかった仔犬は生後6週より早めにワクチン接種をしたほうがいい場合があります。