ココさんへ。
うんちを食べちゃうことに神経質にならなくてもいいんですよ。犬は、特に仔犬はうんちを食べる子が多いです。いいんですよ、気にしなくても。一時的なことですから。きちんきちんとゴハンをもらえる犬はやがてうんちは食べなくなります。
ココさんが見張っていたり、あわててうんちを取ったりするのはいいことではありません。見張られている、取られる、そう思うと犬はうんちを隠そうとします。口の中、おなかの中へ。つまり、飼い主の態度が食糞を助長してしまうんです。うんちをするかしないかは横目でチラリチラリと観察し、したらゆっくりと近づいて「いいうんちね、いい子ね」と誉めながらゆったりとうんちを片づけてください。食べてしまっても「あーーっ」とか「だめーーっ」とか言わないでください。困った顔をしたり「なんで食べちゃうの?」と愚痴っぽいことを言うのもだめです。うんちもおしっこも、飼い主がすべきは【誉める】だけです。誉める以外の態度は封印してください。トイレシートの上でのおしっことうんちを誉め続けてさえいれば、食糞もトイレ以外のところでの排泄もやがてゼロになります。
それとですね、共働きとのことですが、ということは昼間は食餌を与えていないわけですよね? 生後2ヶ月の仔犬にとってそれはちょっとキツイです。5〜6時間おきになにか口に入れるのが理想ですから。昼間の空腹感が食糞をする一因にもなっていると思います。うんちがゆるいのは環境の変化のせいもありますが、昼間に胃がからっぽの時間帯が長いのも軟便になる原因のひとつだと思います。この先1ヶ月間あるいはせめて2週間、昼間にもゴハンを与えられるようにはできませんか?　あげなくても死にはしませんが、心と体の健全な成長のためにはゴハンの回数を増やすほうがいいと思います。