獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200908-59

Re:血小板減少症
投稿日 2009年6月9日(火)00時28分 投稿者 りんママ

たちうおさん お久しぶりです。
桃ちゃんのこと、大変ご心配のことと思います。
犬種では比較的プードルでの発症が多く検索されます。

突発性血小板減少症については、知り合いの愛犬が10年前、10才を前に発症をしました。
その後数年間、薬の投与で症状をコントロールして天寿を全うをしています。
この時もわんちゃんも食欲もあるし散歩にも行く、けど「なんとなくおかしい」という感じがして病因で検査をしてもらったそうです。
ただ早期発見といえども中々飼い主が気がつかない病気であると言えるとも思います。

なんとなくおかしいと思って検査しても血液検査に引っかかるほど状態が悪い結果ではないこと、その後あっという間に状態が悪化してしまうなどがあろうと思います。
この病気については人の場合(特定難病指定)も発症に関して原因は不明なことが多いようです。ウイルス感染やリンパ系の腫瘍が原因の場合もあるようですから、一つ一つ病因と考えられるものを排除して行かれるのではないかと思います。

メルクマニュアル(人)ご参考 http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec14/ch173/ch173d.html

血液疾患の場合に出血を様子を見ていると命が危険な状態になります。
状態が落ち着いた後もこの病気は薬でコントロールをしていく事も多いと思いますし、薬との相性などもあるようですので、夜間緊急の時などに対応して頂けるかなどよく相談をされますように。

たちうおさんが今やるべき事は、掛かり付けの先生とよく状態についてお話をされ、薬の作用副作用や薬が効かなかった場合にどのような状態になるのか、不安や疑問に思うことなどがあれば遠慮されること無く質問をされますように。

桃ちゃんの血小板の状態が落ち着き、次の治療ステップに持って行けますように。

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