獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200412-140

ぷちさんへ。
投稿日 2004年12月30日(木)02時52分 投稿者 ま!


こんばんは。
まろんちゃん心配ですね。眠れない夜をすごしておられるとおもいます。

うちにも7才1ヶ月のオスの雑種がいます。この3ヶ月ほど、血尿が出たり止まったりしており、初めて血尿と診断されたときから抗生物質と止血剤のお薬を飲み続けて、もう1ヶ月半くらいになります。
オスなので子宮についてはご参考にならないかとおもいますが、少々体験を書かせていただきますね。

うちの子も出血の原因が特定できず、腎臓か膀胱か、あるいは両方ともか、エコーとレントゲンを二つの病院でそれぞれしてもらいましたが、ついにはっきりわからないままです。
レントゲンは、他の臓器がみたい臓器を隠してしまったり、エコーは腸のガスが反射して(?)よく写らなかったりして、納得のゆくものではありませんでした。
やはりこれらは2次的な診断材料ということらしいです。でも、おもわぬことがわかるかもしれないので、してみる価値があるでしょうね。

セカンド・オピニオンを求めた病院では、ウサギが4〜5才までなら開腹手術をして患部を突き止めることができるけど、7才では麻酔の事故が多く、7割は麻酔から目覚めることができないといわれました。

さいきん、ウサギの治療で有名な病院へサード・オピニオンを求めてゆきましたが、
そこでも「7才で開腹は絶対しません!」といわれました。
抗生物質をつづけて尿をこまめに検査し、異常がでたときには対症療法をしてゆくしかないそうです。

開腹よりはずっとウサギに負担が少ない検査法として、造影剤を入れてレントゲンをとる、というのを主治医にききました(うちのウサギはまだしてないのですが)。
えーと、ちょっとうろ覚えなんですけど、確か、一度膀胱に造影剤を入れて、それを抜いてから撮影すると膀胱の内側に造影剤の膜ができるので、それを撮影すると通常のレントゲンよりも膀胱の異常がわかりやすい、といった話だったとおもいます(正確なことは獣医さんにお尋ねくださいね)。


原因をつきとめようとして、かなりあがいています。その体験です。
少しでもまろんちゃんの検査のご参考になれば、いいのですが。

がんばりましょうね!


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。