獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-201002-12

Re5:脱毛?
投稿日 2010年1月6日(水)22時35分 投稿者 チーママ

もみじのパパさん 本当に気になさる事はないのですよ。
我が家のかかりつけのウサギ専門の獣医さん曰く「ウサギは病気になるものです。病気になったら治してあげればいいのです。だからいつも良く見て、早期発見早期受診ですよ」だそうです。
私も健診や駆け込みで、もう長く病院にお世話になっていますが、ダニや真菌による脱毛は、もうウサギさんには当たり前の事で、良く見聞きします。原因不明で抜けることもありますし。
ウサギさんの抵抗力や環境(温度とか湿度とかの季節的なもの)により全く大丈夫なものが、ある日突然悪さをする。それらを「日和見菌」とも言います。どこのおウチにもいるのが「常在菌」。
小鳥を飼っていると、こうした日和見菌はもう当たり前すぎるくらいです。
ですから、別段パパさんのお世話の仕方が悪かったり、気がつかないのが悪かったりするわけではないのですよ。研究室で無菌飼育でもしない限り、これらの菌がなくなることはありません。
ですから、見つけたら治療する、で十分なのです。何か生活の中で気をつけることがあれば、獣医さんが教えてくださいますよ。
ウサギのことは知らないより知ったほうが良いけれど、知って戦々恐々としたり、神経質になっては一緒に生活する楽しみと言うか、輝きが減ってしまいます。
お迎えした時はウキウキキラキラした気持ちだったでしょう? その気持ちを忘れない事が、一番大事なのだと思うのですよ。
「パパがいるから大丈夫。ちゃんと治そうね」ってウサギさんを支えてあげればいいのです。飼い主さんが心から可愛いと思い、いつも見守ってくれる。それがウサギさんの幸せだと思っていますよ。

我が家のウサギたちも、6才のほうは結構かかとがハゲでソアホック気味。
ならば常々気をつけて、悪化する傾向が見えたら、即病院。
普段はなるべくかかとに負担がかからないように、敷物を考えてあげる。
そんな感じです。室内飼いのウサギさんは、どうしてもなりやすいとの事ですから、我が家のように家中駆け回っていては、仕方ないかな?なんて見ています。
メスの方も禿げてきたかな?(^^;;
どんなにしても、不正咬合になる子もいれば、皮膚が弱い子やお腹が弱い子もいる。
それがウサギさんの個性なのですから、それを知ってちゃんと様子を見ていれば十分だと思いますよ。
各地でひどい雪が降っているようです。雪が降らないところでも、さすがに冷え込んできましたから、冷え込み注意で見守ってあげてくださいね。

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