獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-202101-183

Re2:明けましておめでとうございます。
投稿日 2015年12月24日(木)03時41分 投稿者 チーママ

うさぎのおやじさま

本当にES症の話は、あまり騒がれなくなりましたね。我が家の先生曰く「うさぎとEZと、それなりに折り合いをつけている感じがする」だそうです。劇症で突然死という話は聞かなくなりましたし、疑いがあってもそれなりに処方薬を使う事が一般的になってきたこともあるのでしょうし、一通りいきわたって病気に対してうさぎが過度に反応することが無くなったような気も致します。 それはそれで、良い事ですね(^^)

ご機嫌伺いいただきましたシジミ、11月13日に12歳でお空へ旅立ちました。
ここ一年くらいで大分年取ってきた様子があり、この半年はよれよれが進んでおりました。
それでも前の日の夕方には、私が帰宅したら台所まで来たのですが、ご飯はいらない抱っこだと言い、抱っこしているうちにみるみる弱っていきました。
ずっと抱っこしておりまして、明け方一度降ろしてやったのですが、その時にはもう足腰が立たない状態で、まだ抱っこしたり一緒に寝たりしておりました。
本当に老衰だったのだと思います。
翌朝 まだ命があるうちに先生に合わせてやろうかと出かける用意をしていましたら、シジミが「ぼく もう行くよ!」と呼びましたので、抱っこして娘を呼んで二人で見送りました。
12年前に娘が保護してきたウサウサずの物語は、こうして終わりを告げました。

火葬場の方の計らいで、スーパーマンの服を着たまま(体温保護のために手作りしたものです)、愛用の抱っこストールもって、お空に行きました。
特にこの半年、夜は何時間も抱っこしていた息子がいなくなったらどれほどの喪失感を抱くのだろうと思っておりましたが、なんだか嘘のように落ち着いていました。
手塩にかけた子供を一人立ちさせたような、肩の荷が降りたような、さみしいけれど納得しているような、何とも変な状態でした。
見送る時に「かーさん ここにいるから。大丈夫だから行っておいで!」と、背中を押すようにして旅立たせました。そのせいかもしれません。
多少のあれこれはありましたが、ウサギの一生としては健康な方で、老衰と言う形で終われたことが何よりの慰めになっているのでしょう。
本当は13歳にしたかったけれど、こればかりはその子の寿命ですものね。
私が苦しい時に、良く寄り添ってくれたユキとシジミ。
こちらが年を感じてよれよれし始めた時に、いつもべったりくっついて励ましてくれたシジミ。本当に良く支えてくれました。ひたすら感謝です。
これほどべったりの抱っこねんねうさぎと出会えたご縁は、一生の宝物です。
いつか私が旅立つ時に、きっとユキとこゆきと愛猫が迎えに来てくれるはずで、また会えるのが楽しみでもあります。

残されたりんは、もともとが保護うさぎで神経質な子ですが、ただいま寝んねうさぎの修行中。 一緒に寝るようになって、だいぶ落ち着いてきた気がします。
ユキやシジミのように、人間にべったりになるのは難しい気もしますが、せっかくこの世に生まれてきたのですから、楽しいうさ生を送ってほしいと思っております。

うさぎのおやじさまも、ご縁に結ばれたウサギさんと楽しい日々をお過ごしくださいね。
本当にうさぎって、良いですよね〜♪(^^)

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