獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200202-42

プロキオン先生へ
投稿日 2002年2月18日(月)00時31分 sutemaru

何時も、何処でも適切なコメントを書かれていらっしゃるので、お勉強させて
頂いております(^_^)
邪魔等ととんでもない!!こちらの方があちこちでお邪魔虫しております(^^ゞ
沢山アドバイスが付くのか取り柄のインターネットの世界ですし。
コメントでも主治医の先生が付いていらっしゃる場合、ちょっと付け方を色々
考えてしまうもので、言葉が難しいです。そのような場合付けなければ良いの
でしょうが、つい私も(^^ゞ
ムックンさんのコメントで、ちょっと気になる事がいくつかありました。
私の理解力が乏しいのでその為だとは思いますが、それをつっつくとここで
発言するには問題がある事かも知れません。
メール等でしたら色々お聞き出来るのですがそれも出来ませんので、ここで
どのようにお聞きしようかなと思ってあの発言でした。
お返事がきっかけでアドバイスも増えるかなとも思いました。
簡単に考えると
「今まで何羽かヘルニアになったメスはいました」
「そのような理由から手術をしたことは1度もありませんでした」
「しかし、たとえ便通をよくし、卵を作らせないようにしたとしても、これ以上
大きくならないよう現状を維持するのは、今までの経験から不可能のように思
います」
「リスクをおかして手術をしたとしてもまた裂けてしまうかもしれない。かと
いってこのままでは、この先どんな悲惨な状態になるか分りきっています。」
手術をしない結果、悲惨な状態になった子を今まで何羽も経験している。
再発を恐れて一回も手術はしていない。
経験上、現状の維持は不可能と思っている。
放っておいても悲惨になる事を判り切っていると判断している。
先生もお願いすればしていただけると知っている。
もし、このような事でしたら、手術以外救えないと言う事だと思うのです。
では何故手術をしないのか。他の何かもあるのか。
また、ヘルニアと言う言葉を割と脱腸だけだと理解する飼い主さんも多いので
勘違いはしていないか。(我々の犯しやすい間違いに、判っているつもりで
ついお話して、飼い主さんは全く違うように考えていられる場合が時として
あるので、それも確認したかった事。)
何が何処から出ているのか?それらの事は全て把握していられるのか、その診断は
全て出来ているのか、なにしろ小さい鳥の事、犬猫とはかかる負担も違うでし
ょうし、実際に診ていないのでアドバイスを付けようにも何処から聞こうかと
悩んだもので。言葉が足りませんでしたね。
このように書いたからと言って、手術をしなさいと言う事も、このまま様子
をみなさいと言う事も言えません。
やはり主治医の先生と納得行くまで話し合い、どちらにしもあり得る危険度を考え
一般論は個体によって通用しない事ですし、結論は飼い主さんが判断するしか無い
と思うのですね。
その子にとってどの方法が一番良いのか、良い判断が決まる事を願っています。


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