数年前に、友人が冬休みの間、2週間ほど預かったことがあります。
飼い主から「ペレットを食べる」と聞いていたんですが、預かっている間は
あんまり食べなかったなぁ。それなりに神経質な印象がありました。
慌ててシードを用意して、体重維持に気をつけるだけの2週間だった記憶が…。

たぶん身体も大きく、賢い分、何にでも慣れるのに時間がかかるんでしょうね。
相手も長生きなので数日とか、数週間で劇的に変えようなんて思わない方が
お互いの精神衛生上に良いと思いますよ。

ペレットを全く食べないわけではなさそうですから、
「これ食べなくても、あとでおいしいのがでてくる」と思ってるんでしょう。
シードは夕方や放鳥の際のみにしてしまうやり方もありますが、
「良く観察する」のと「体重チェック」だけはお忘れなく。
ペレットも各社で風味が違うので、何種類か試してみてもよいかと。

ペレットの歴史はまだ30年くらいですよね。大型インコの寿命を考えれば
まだまだわからない部分があるので、それが不安ということがあると思います。
何十年もシードをメインに飼ってきた人たちからすれば、
よく分らないものを与えるより、今までのやり方を守ろうとするのでしょう。

私が家のトリに与えている緑黄色野菜は、基本的には自分が食べるスタイルを
そのまま流用することが多いです。カボチャやブロッコリーなら茹でるし、
ニンジンは生。（自分の食事の都合で茹でる時もありますけど）
湯切りをしっかりして、冷ましていれば、健康なトリなら特に心配ないでしょう。

ま、あくまでご参考まで。