今夏、スズムシを6匹買って小さなプラ容器で育てています。
6匹のうち3匹はもうお☆になり、残る3匹(オス1・メス2)はまだ元気。
オスはよく鳴き、メスはせっせと産卵しています。
9月中旬頃、そのプラ容器の中に「あんた誰?」という虫を発見。
よく見ると4齢くらいのスズムシの幼虫。
スズムシを購入したときの土に未孵化の卵が混じっていたようです。
成虫になると地面から離れないけれど、幼虫はプラ容器の内壁を登ったり、
餌変えのときに私の手に移ってきたりと活発に行動します。

さて本題。
昨夕、スズムシたちの餌変えをしたあと、夕食の支度のために私は冷蔵庫の冷凍ボックスを開けました。
そのとき手から何かが冷凍庫内にピョンと落ちたのを目撃。
「あれれ、仔スズムシちゃーん」
知らぬうちに手に乗っていたようです。
すぐに冷凍庫内から救出しましたが仔スズムシちゃんはピクリとも動きません。
柔らかそうだった体がカチコチになったように見えます。
急速冷凍されちゃった。。。(泣)
ご遺体をティッシュの上に安置し、ご葬儀の段取りを考えました。
草のある自然の中に返してあげるね。
すると、そのとき、仔スズムシちゃんの足が1本、モゾと動きました。
ん? 生きてる?
指でそっとつっついてみたら、コテンとあお向けになってそのままです。
やはり、ダメか。。。
あお向けを元にもどして、さらに目を凝らして見ていると、今度はヒゲがモゾと動きました。
やっぱり生きてる！
がんばれっ、死ぬのは早いっ、キミはまだ若いんだ〜っ！
10分後、仔スズムシちゃんはいきなりスタタタタ〜と歩き出しました。
復活〜♪

［教訓］
虫を冷凍しないように気をつけましょう。
冷凍しちゃってもすぐにあきらめないようにしましょう。