獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200310-72

人間が我慢する番 長くてごめんなさい
投稿日 2003年10月12日(日)11時49分 チーママ

これが私の個人的見解と姿勢。
森も川も海も、人間が我慢すれば自分で回復してくれます。
そこに人間が手助けしてやれば、もっと早く回復します。

森は人間が入り込まないように、人間を隔離すれば
バランスを取り戻すのではないでしょうか。
ちょうど病気の人間を医者や看護師がお世話するという発想で、
森林に係る人間を増やしましょう。雇用対策にもなります。
森も人間が入り込まないようにして、本来の植生になるよう
見守れば、おのずと生物連鎖が復活し、鹿等の大型哺乳類も
その中で個体バランスを自分たちで取り戻すのではないでしょうか。
食べ物がなくなれば個体数は減り、個体数が減れば生き残るもの達
が増えて個体数が上昇する。
これを人間の経済の都合などで、地域ごとに保護する対象が違う為に
結局はアンバランスな現状となり、何も成果が上がらない。
ちょうどある人が耳鼻科・内科・皮膚科とかかっていて、それぞれの
担当医が勝手に薬を出す。結果薬の過剰投与が起こり、副作用が
起こったり期待する効果が出なかったり、そんな状態ではないかと
思います。もっと国が情報収集を綿密にし、トータルな方針を出し
必要な手を打つべきだと思います。
森は複数の県にまたがっているはず。
現状は一つの森をトータルに考えるのではなく、各県が人間生活との
境界線地域の都合だけで動いている感じがします。

植物を守る。動物園式に保存し増やす事も考えなくてはいけません。
帰化植物は帰化動物より静かに在来種を放逐します。
日本の情景にもなりつつあるセイタカアワダチソウの黄色い野原。
アレは放逐したい。本来はススキの原でしょう。
ススキも帰化したものが多くなっているはずですが。
帰化植物は本来の地域ではない所に適応した植物です。
それだけ適応力も繁殖力も強いという事です。
だから日本の四季にサイクルをおく在来種の敵ではないのだと
思っています。
皆さんは本当のタンポポをご存知ですか?
日当たりの中一面に咲く輝くばかりの黄色いタンポポを思い浮かべた方は
それ、西洋タンポポです(^^;;
タンポポなんて人間に関係ない。そう思っていては本来の自然は守れない。
動植物総てが、人間の預かり知れぬところで連鎖しているのですから。
温暖化(これも人間のツケですが)で変わっている所もあるでしょうが、
植物保護にももう少しお金をかけてほしいなぁと思っているこの頃です。

自然保護はどれか一つをクローズアップさせる事の出来ない問題です。
森も川も海も総てが繋がり、それを守り考える事で自然と動植物も
適正に復活し個体数もコントロールされるのだと思います。
それを人間が自分たちの都合のよいようにコントロールしようと
する処に、無理無駄があるのだと思います。

とまあ、思いつくままに書いてしまいました。
だからといって今の所自分に何が出来るのか、とっても
歯がゆいのですが。
でも最近私の目は「川」に向いています。
河川をよくすることは、森を守り、結果として海が良くなる。
そしてそこに住む生き物総てが潤う。
総ては命の源「水」を発端としている気がするのです。
この間なぜ多摩川に鮎が戻ったのかの番組をやっていました。
いなくなった原因は人間の生活、考えナシのご都合(形だけ魚道を作る等)。
水質浄化を考え、堰に魚の習性を考えた魚道を作った。
それだけで、色々な魚・水生昆虫・水草・カニ等が復活し
鳥が舞い降り、そして大量の鮎が帰ってきたという話でした。
みんな連鎖しているのだと、つくづく思ったことでした。

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