獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200412-14

ありがとうございます
投稿日 2004年7月18日(日)05時44分 投稿者 yaco

むちゃさん、メッセージありがとうございます。

日本の実家ではツバメの巣が猫に落とされたことがあり、一羽だけ
ヒナが助かってたので、まだ目も開いてないような小さい子でしたが
お菓子の空き缶にボロ布を敷いて中に入れ、巣のあった場所の近くに
置いてみたところ、親鳥が最初は警戒していたものの、すぐにエサを
運んでくるようになりました。
窓辺で子育てしてたハトの子が落ちた時も、数回わたしが素手で拾い
上げた(人間のにおいが残っていたと思うのに)にもかかわらず、
ちゃんと親はエサを運び続けてました。
今回は、親が子を見捨てた、と判断したほうがいいのかもしれません。
見捨てたというか、わが子が落ちたことに対する認識すらなかった
様子でした。

あの種のハトに対する政府機関の対応はまったく知らないのですが、
なんとなく、ハトって言うだけで「放っておいたら?」って言われて
しまいそうで‥‥。(パリでも東京同様に、糞害などでハトは嫌わ
れています)実際、わたしがハトを助けたりすると、義妹などは
「ハトに素手で触っちゃダメなのよ!病気がうつるよ!」なんて
言いますから。しかし元来の鳥好きであるわたしとしては、やはり
心が痛みます。

あっけなく死んでしまったあのヒナですが、生後2〜3週間ほど
経っていたので、人間に近づいてはいけないということが学習
できていた(もしくは本能?)みたいで、それ自体はとても良い
ことだと思ってわたしも距離を置いて行動していたんですが、
結局それが仇になってしまいました。親鳥のくちばしを思わせる
ように、細長いものを使って給餌してみたんですが、ダメでした。
もう目がハッキリ見えてて、親しか信用しないようになっていた
んでしょうね。
死んだ子をゴミ箱に捨てるしか方法が無い都会暮らしを恨めしく
思います。

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