早いものですですね。つい先日に台風が来たばかりなのに！

もっとも、暦をみれば、うなづけないことではないですよね。
私の周辺でも先日書き込みました「ムクドリの鳥柱」が、消えました。あ
れだけの数の鳥が、今はどこで夜をすごしているのやら？

ある雑誌を読みましたら、日本には私達が考えているよりも遥かに多くの
森林ボランティアの団体があるらしく、ここ１０年で激増とも言える勢い
で、その数はおよそ１２００にも達するのだそうです。

森林境界と山村の住居裏手が、伐採の手が入らずに、森と人家がいきなり
接近してしまっていると、知らない間に勝手口に熊がいたということにな
るようで、見通しのよい緩衝地帯となる空間がそこにあると、熊と人間の
いきなりの御対面はおきにくくなるようです。
また、陽射しがはいって、空気がながれると草花が育って花が咲き、虫達
も集まってきます。薮を払うことによって生まれる植生と生物が増える空
間がそこにはできます。
山村に暮らし、その厳しさと直接、接している方達からみるとお気楽な考
えに過ぎないのかも知れませんが、森林ボランティアが増えているという
のは、喜ばしい知らせです。
熊もこの国にずっと昔から住んでいた住人ですので、お互いにその生活を
脅かすことなく共存できる空間ができるのであれば、また、そうあって欲
しいと思います。
熊だって、人間だって、大変な年ですね！