私は同じ土地に住んで20年以上になります。飼い主のレベルは上がっている
と思っています。何かの団体の会員にならなければ"愛護活動"ではないと
思いますよ。犬を飼っている人は、愛犬に不妊･去勢手術を施していなくとも、
フィラリア予防はしっかりしていたり、捨て犬や迷い犬が入れば保護したり
飼い主を探しに協力してくれたりします。団体に所属しているから里親が
見つかるものでもないと実感しています(私は団体にも所属しています)
個人名での活動やインターネットや口コミで見つかることも多いのです。
愛護団体の活動に関心を示してくれて、寄付や物資の提供をしてくれるのも
「一般の飼い主」さんです。あまり垣根を設ける必要はないのでは？？？？

昔は首輪をつけて放浪(散歩)している犬も多かったのですが、最近はリード
をつけ、ウンチ袋を持った飼い主と歩いています。放浪犬はあまり見かけま
せん。まだまだ放置ウンチも多いし、フィラリア予防について知らない人も
多いし、生まれてしまったと言ってゴミのように保健所に連れて行く人もい
ます。それでも意識はわずかでも高まっていると実感しています。
地元リビング誌に掲載される「里親希望」の件数は、とても増えています。
元を断てば(不妊･去勢手術)、保健所に持ち込む手間や里親さがしをする苦
労が要らないでしょういう論法はわかります。ペットショップで純血犬を
飼う余裕があるなら、捨て犬を引き取ってほしいという気持ちもわかりま
す。うちには純血種が複数いるので、時として愛護活動家の方々の気持ちを
感じることがあります。でも人それぞれに考えや、人生設計もあるし、小
型犬なら飼える家庭もあるでしょう(雑種の捨て犬は中大型犬が多いですから)

みなさんがここで議論して「こういう考えもあるんだ」と感じていけば、
わずかずつでも飼い主のレベルはあがるでしょう。そういう意味での議論は
多いに結構だと思っています。これからもそれぞれの意見を尊重しつつ、
自分の意見を簡潔に述べあいましょうヨヽ(^０^)ノ