獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200108-40

愛護の心
投稿日 2001年8月7日(火)00時27分 おとら

こんばんわ、おとらです。
ずっと競馬BBSのみ参加しておりました。こちらは・・・久しぶり?初めて?かな?
前回の討論、今回の討論ずっと見てました。
皆さんそれぞれがあふれんばかりの愛護の心で一杯なことが伝わって来る内容ですが、
どうも感情が高ぶっておられるようで、意見の対立が目立って来ていてそこのところがとても残念でなりません。
形は違えど、立場は違えど皆さん志は同じと見て取れるのですがいかがでしょうか。
確かに、一般の飼育者と愛護団体に所属している方々の立場は違いますが、それぞれの立場での愛護が有っても良いのではと思います。
愛護団体に参加し活動をしていた方々も一般の飼育者であった事もあるでしょうから、
そんな立場の人たちを見て歯がゆい思いをする事も十分理解出来ますが、一歩上に立たれて有効なアドバイスを今後もお願いしたい所存であります。
また、一般の飼育者の方々、(私も含めて)今一度愛護活動の実態を理解する事をしてみてはどうでしょうか?

私は二匹のネコの里親になりましたが、またその一方で一匹のネコの里親を探した経験があります。成ネコだった為に苦労は覚悟でありましたが、
需要と供給が合いまして短期間に里親を見つける事が出来ましたが、皆さんのお話を伺っていると本当に、超ラッキーだったとひしひしと感じぜずにはいられませんでした。

一度近所の港北ニュータウン内に有る巨大ペットショップで定期的に開かれている里親探しの会場に足を運んだことがありましたが、
里親名乗りを上げた方に2匹希望のところ、3匹無理に押し付けている現場に遭遇しましてあっけにとられた事がありました。
三匹兄弟のうち二匹を先に引き取りましたところ、残りに一匹が非常に不安定な感情に陥りまして、
「二匹も三匹もおんなじだから。」と若夫婦に半場強制的に引き取らせたものでした。
(まあ、それくらいなら何とかなるでしょう)と私も思わず思ってしまいまいましたが、しろ子さんのケース、
二匹から五匹は強引すぎると思います。
そして強引な行動の結果、その強引さが災いし一度里親が決まったコでもその後再び路頭に迷うような事も有りうるわけですから
愛護団体の方々が通常の里親探しでの審査のハードルを高くされるのもよく分かります。

そもそも日本内における愛護活動は「ボランティア」の域を脱していないのが現実で、
なかなか欧米諸外国に追いつけないのが現状ではないかと思います。
であるなら、「自分が出来ることをする。」が私達に出来るベストではないかと考えます。

まず自分の考えを相手に正確に伝えることから始めましょう。
あんちょびぃさんの書き込みから察すると大変エキサイトされているようで、
そのことが前面に現れせっかくの貴方の意見が残念なものなっています。
今一度冷静におなり下さい。
皆様も今回の貴重な意見交換のチャンスを有意義にお使いくださるよう。

差し出がましい書き込みをお許しください。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。