獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-76

医学の進歩と動物愛護。
投稿日 2014年7月4日(金)18時00分 投稿者 ムクムク 

私の動物病院は犬猫ともに長寿化し、猫においては腎不全になり、週に数回の皮下輸液が欠かせないこが少なくありません。
お陰様で、元日から輸液時間を作って、患者さんに来てもらっています。
そのような猫にいい薬が開発され、昨夜勉強会がありました。
説明を受け、いい薬だなー、早く使ってみたいなーなんて考えていたら、安全性の講義となりました。
ネコでの承認用量:1.0mg/kg SID
ラット・イヌ LD50>2000mg/kg
ん・・・と言う気分になりました。
以前ならラット・イヌで2000mg/kg使用したら、50%死亡する。
でも使用量は1.0mg/kg。 安全な薬だ、それで終わりです。
私自身は動物愛護家でも何でも無い普通の獣医なのですが、最近FB友達に動物愛護系の方が何故か多い。
で、なんとなくfacebookを読んでいると、動物実験反対なんて書き込みがある。
あっそういう意見もあるんだなんて思っていたのですが、考えてみれば獣医師はこのようにたくさんの実験動物の犠牲の上で新薬を手に入れている。
実際、製薬会社への獣医師たちの質問は、臨床実験(動物実験)の内容に集中しました。
以前、もうこれ以上の医学に進歩は要らないという趣旨の動物愛護家の意見をネットで読んだことがあります。
私なんかは、とてもそんな気にはなれない。
仕事としても、これからもいい薬が欲しい。
それよりも、なによりも、私や愛する家内がアルツハイマー病やガンになっても進行を抑える事ができる画期的な薬が欲しい。
私のこのような気持ちに、動物実験反対の人の意見は、陰りさえも与えることはありません。
そのくらい、医学のますますの進化を私は望んでいます。

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