獣医師広報板ニュース

動物看護師掲示板過去発言No.7000-199902-45

動物の医療について
投稿日 1998年12月29日(火)00時46分 さくら

獣医師の技術と「動物好き」との議論について思うことは、
臨床の道を進んでいる人で、動物が嫌いということはまず
あり得ないということです。

それは、動物なしでは生きられないといったような熱狂的な動物好きではないにしろ、動物の命を大切に思うことは獣医師として
大前提にあると思います。

それに、動物を治療するとき、その動物の苦痛をいかに取り除くかということを一番冷静にに考えるのは獣医師です。治療のことを考えるとき、その患者自身のことを考えないと、最善の治療を
行えないと思います。

だから、技術がある、知識があるというのは、その獣医の動物の医療に対する熱意のあらわれだと思います。動物の命を軽く見ていないからこそ、日々努力するのではないでしょうか?

もし、あなたの動物をある獣医師しか治療できないとき、その獣医師を嫌いで治療を依頼しないということはあなたの飼っている動物に最善の治療をしてやらないということだと思います。

私は、自分の飼い犬や子供を治療してもらうなら、口先だけ優しい、子供好きあるいは動物好きの先生より、なによりも腕のいいことを最優先したいと思っています。

そういう意味で、知識や技術をより向上させるため努力し続けている獣医こそ素晴らしいと思います。(獣医はみんな動物の体のことを思っているのですから)




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