資格についてですが‥私自体は資格をもってます。ので贔屓目に思うところもありますが、資格はあったほうが良いと思います。　　うちの院長が資格の無い方を３人ほどいれたときがありましたが、皆現実とのギャップに悩むのか長続きしませんでした。
　
　皆「ずっと動物関係の仕事があきらめなくて」といってやってきますが、「こんな低賃金ではやってられない」「勤務時間がひどい」などとやめていきます。
　「やはり有資格者のほうが覚悟とやる気がしっかりあるなあ」と院長がもらしてました。　　まあこれからＡＨＴの地位向上を願う意味でも、専門学校の存在意義を否定することはやめるべきかなー。だって誰でもできる、学校も必要ないじゃ、パートのおばちゃんでもいいみたいだし。　　ただ学校はちゃんと選ぶべきかな。卒業後何もできないような生徒しかいないとこもあるしね。

　聖人君子、ってのは院長の人格と賃金や勤務時間全てを満たすのは難しいって意味です。
うちの院長（女）、かなり優しいし、しっかりしてるから尊敬もしてる。患者さんにもかなり愛されてるとおもいます。　　だけど診察費が安い！結構込むのにあまり儲かりません。手術代もかなり安いのに、器具や糸は絶対けちらない。夜中も休日も働いてるのに、どっちかゆうと貧乏病院かな。
　だから私達も結構安月給で、ボーナスも保険もないです。夜中までオペに付き合うこともあります。手袋やガラスシリンジも最滅菌して使うし。　　私は結婚もしてるし安月給でも生活できるからずっとここで働くつもりだし、院長のために病院経費もなるべく節約できるようがんばってるけど、やっぱ「こんなに働かされるんじゃやってられない！」とやめた人から見ればウチの院長は「ケチな人！」だろうしな。
　「給料、保険、勤務時間はきっちりしてて、尊敬できる上司で、ＡＨＴの地位を向上させてくれて、なおかつ無資格でもかまわないところ」‥はホントこの業界ではむりでないかな。獣医さん自体かなりハードで低賃金なのに‥。